オンラインツールは「Zoom」が1位に。
2024年6月19日 11時20分更新
最も多い打ち合わせ方法は「オンライン」で52.5%
オンライン:52.5%
対面:27.0%
メール:13.5%
電話:7.0%
BtoB企業で最も多い打ち合わせ方法は「オンライン」で52.5%となった。「情報通信業」が回答企業全体の40%を占めるため、「オンライン」の割合が高くなっていると思われる。
下図の業界別で見ると「士業」は「情報通信業」と比べ「メール」の割合が多く、「建築業」は「対面」が67%と、業界によって打ち合わせ方法が大きく異なることがわかる。
オンラインツールは1位が「Zoom」
オンラインでの打ち合わせは「Zoom」が最も多く、次に「Google Meet」、次に「Teams」となった。オンラインツールの先駆けとなった「Skype」はほとんど使われていないことがわかる。
顧客との連絡手段は「メール」が最も多い
メール:82.1%
電話:56.8%
チャット:20.0%
※複数選択可能な項目
連絡手段では「メール」が78、「電話」は54、「チャット」は19の選択結果となり、「メール」が最も多いことがわかる。
業界別でみると若干の差異があり、「士業」「情報・通信業」は「チャット」の比率が他業界より高めであることがわかる。
「人材業」「物流業」は回答数が少ないこともあってか、「メール」が100%となった。
チャットツールは「LINE」が最も多い
主な連絡手段で「チャット」と回答した企業が最も利用するツールは「LINE」となり、次に「Chatwork」となった。
比較ビズはBtoBマッチングで基本的に受発注者は法人企業(toB)となるが、税理士や建築会社は、相続やリフォームなどで、発注者が消費者(toC)となるケースがある。「LINE」の回答が多かったのは、そのような背景があるのかもしれない。
対面せずに契約するケースが多い
対面せずに契約することがある:42.0%
必ず対面してから契約する:36.5%
基本的には対面せずに契約する:21.5%
契約までの対面有無を「基本的には対面せずに契約する」「対面せずに契約することがある」「必ず対面してから契約する」の3つの設問では、「対面せずに契約することがある」が42.0%と最も多く、「基本的には対面せずに契約する」を含めると、63.5%の比率となった。
業界別で見ると「建築業」は93.3%が「必ず対面してから契約する」を選択しており、「士業」「コンサル業」は40%台、「情報通信業」は25.3%と低いことがわかる。
「情報通信業」はホームページ制作やシステム開発の事業者が該当するが、サービス提供に地域性が重要でないため、対面する率が低いと思われる。対して「士業」「コンサル業」は、担当者(または代表)の人柄などが重要視されるため、対面率が高くなっているのかと推察できるとのこと。
調査概要:BtoB企業における商談方法に関するアンケート
調査期間:2024年4月26日~2024年5月24日
調査機関:株式会社ワンズマインド
調査対象:「比較ビズ」に受注者として登録している企業
調査方法:比較ビズの受注者管理画面を介したアンケート
有効回答:200件
回答企業の業界:
士業 40社、情報通信業 79社、コンサル業 34社、人材業 8社、建築業 15社、物流業 9社、その他 15社
回答企業の所在地:
東京都 86社、大阪府 21社、愛知県 12社、千葉県 11社、神奈川県 9社 、埼玉県 8社、福岡県 6社、広島県 5社、京都府 5社、静岡県 4社、兵庫県 4社、北海道 3社、奈良県 3社、長崎県 2社、群馬県 2社、その他 24社
比較ビスURL:https://www.biz.ne.jp