シニア向けアプリ刷新「おしえてドクター」へ

2026年5月29日 10時45分更新


 ヘルスケアテクノロジーズ株式会社は2026年5月28日に、シニア向けヘルスケアアプリ「かんたんHELPO」を全面的にリニューアルし、“読む・気づく・続ける”体験を重視した新しいサービス「おしえてドクター」として刷新したと発表した。このリニューアルにともなう展開の第1弾として、親会社であるソフトバンク株式会社が同年6月4日に発売を予定している“ワイモバイル”ブランドのスマートフォン「かんたんスマホ5」へ、このアプリが事前にインストールされる形となる。対象のスマートフォンにプリインストールされているアプリを利用する場合、ユーザーは追加の費用を支払うことなく健康相談のサービスを受けられる仕様だ。従来の「かんたんHELPO」は2026年10月27日をもって提供が終了となるが、既存の「らくらくスマートフォン a」や「かんたんスマホ4」のユーザーに対しても、2026年6月末以降に提供されるソフトウェアアップデートを通じて順次「おしえてドクター」への切り替えが案内される予定だ。

 今回の全面刷新が行われた背景には、シニア世代におけるスマートフォンやインターネット利用の急速な拡大がある。総務省の調査では高齢者層のインターネット利用用途として検索やニュースサイトの閲覧が高い割合を示しており、同社が実施した独自のシニア向けスマホ利用者調査でも「自身に関係のある健康・医療情報を調べる」といった明確な傾向が確認されていた。その一方で、情報量が過多な場合や複雑な画面導線では、シニアユーザーが必要な情報にたどり着きにくいという課題も浮き彫りとなった。そのため、これまでの「必要な時だけ立ち上げるチャット相談」という突発的な利用を前提とした設計を見直し、日常的に健康情報へ触れながら行動変容を促すことのできる“読み物中心”の親しみやすいサービス体験への転換が図られた。

 新しくなった「おしえてドクター」は、医療従事者が監修した日々の健康習慣をサポートする「1分ケア」コラムや、簡易的なセルフチェック機能を備えた健康記事などを豊富に掲載し、毎日の健康づくりを自然に支援する仕組みを備えている。もちろん従来の強みである健康相談機能も維持されており、気になる症状や健康上の不安が生じた際には、専属の医師や看護師などで構成される医療チームへ向けて、チャット形式により24時間365日いつでもリアルタイムに健康相談を行うことが可能だ。同社は今後、シニア向けサービスを展開する他企業や地域社会の各種サービスとの連携も視野に入れており、特別な意識をしなくても日々の暮らしの中で自然に健康への気づきが生まれる体験を日常生活の様々な接点へ広げていく方針だ。このように、ユーザーに寄り添った読み物中心のヘルスケアアプリへと進化した「おしえてドクター」の提供は、シニアが日々の暮らしの中で健やかに自分らしく過ごせる社会の実現に向けて大きな役割を果たすものだ。

参考URL:https://healthcare-tech.co.jp/news/20260528

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