ママ・プレママが選ぶ家電は家族の健康を重視したもの、掃除機に人気が集まる ― ベビカム調査隊

2017年1月16日 12時42分更新


 ベビカム株式会社は、妊娠・出産・育児の情報サイト「ベビカム」において、「2017年、一番欲しい家電製品」についてのアンケートを実施し、その結果を発表した。

 調査内容は、掃除機、空気清浄器、オーブンレンジ・電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、ホームベーカリー、炊飯器、熱風調理器(ノンフライ調理器)、ミキサー・ハンディブレンダー、温冷風機、カメラ・ビデオカメラ、オーディオ機器、食器洗い機、加湿器、テレビ・録画機器、布団乾燥機、エアコンの選択肢の中から、必要度(その商品が生活に必要な度合)、憧れ度(その商品への憧れの強さ)、現実度(その商品を実際に購入する可能性)、話題度(身近で話題になっている、使っている人が多いなど)で評価してもらい、選択肢の中で回答者が「一番欲しい」と答えたものを、多かった順にランク付けしたものである。

■ 2017年、一番欲しい家電製品 ランキング

第1位 掃除機 13%
第2位 カメラ・ビデオカメラ 9%
第3位 空気清浄器 8%

 「一番欲しい家電」の種類1位となったのは、「掃除機」で13%となった。「赤ちゃんが産まれたら、今まで以上におうちをキレイに保ちたいけれど、掃除機はうるさいし、育児で時間的にも体力的にも余裕がなくなるので、ロボット掃除機の購入を検討しています」、「ダイソンのハンディークリーナーが欲しいです。子どもがいるとこぼしたり汚したりして、なにかと掃除機を使います。さっと出せて使えるハンディークリーナーがあればすぐ対応できるのが魅力的です。」、「布団にもかけられる掃除機がほしい。子どもが小さく、布団やソファ、カーペットの上で過ごすことが多いので、できるだけ清潔に保ってあげたい」など、子どものために家の中を清潔に保ちたいという、母親ならではの思いが反映された結果となっている。

 2位は「カメラ・ビデオカメラ」(9%)となった。「数年前のデジカメは持っているが、子どもも生まれたので機能が豊富なものに買い換えたい」、「毎日スマホで子どもの写真を撮っているのですが、一眼レフカメラできれいに写真を撮りたいです」など、妊娠、出産を機に買い替えを検討しているというコメントが多くみられた。

 第3位は「空気清浄機」で、「ホコリや花粉も気になるし、犬も飼っているので、赤ちゃんには必要かなと思う」、「子どもがアレルギー等にならないように、日頃生活する環境はなるべく良いものにしてあげたいから」など、子どもや家族の健康などを考えて、購入を検討している人が多いようだ。

 自由回答形式で、欲しい家電製品の商品名の回答を集めた結果、アイロボットの「ルンバ」が最多となった。多忙な妊娠中、育児中の女性にとって、ロボット掃除機は魅力的に映っているようだ。家電選びについての自由回答では「子どもが生まれる前は、あまり家電製品に頼らない暮らしを目指していたが、子どもが生まれて圧倒的に時間と体力が浪費される中で、これらを助ける製品の導入は、いくらかけても無駄ではないと感じるようになった」、「妊活を始めてからは尚更アレルギーに関して敏感になったので、ダイソン商品の吸引力や、羽のない扇風機などに、大きな魅力を感じている」など、妊活や妊娠出産、育児を機に、家電選びへの考え方が変化したというコメントが目立った。また「カタログのスペックだけを信用せずに実際に触ったり、普段使うときのイメージを踏まえて(購入を)考えないといけない」など、慎重に吟味して家電選びをしている方が多いことが伺えた。

【調査概要】
■調査方法:妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
■調査対象:妊活中、妊娠中、育児中の方
■実施期間:2016年12月9日~12月19日実施
■有効回答数:685件
  
  

関連カテゴリー