往復航空券の予約は前年比+35.7%!スカイスキャナー「人気急上昇の離島トップ8」
2018年5月28日 16時57分更新
国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンは、「人気急上昇の離島トップ8」を発表した。直近1年間の国内の離島にある空港行き往復航空券の予約を前年と比較した結果、最も伸び率が高かった離島は、奄美大島という結果になった。離島への往復航空券の予約は、全体で前年比+35.7%(約1.4倍)と大きく伸びている。
■人気急上昇の離島トップ8
1位の奄美大島は、透明度の高い“アマミブルー”の海と美しいサンゴ礁、希少な動物も多く生息する山や森が広がり、「島唄」、「奄美大島紬」、「鶏飯」といった独自の伝統文化や食に触れられる見どころの豊富な島。大阪(関西)、近距離にある鹿児島や福岡といった空港からの予約が特に伸び、前年比+73.8%(約1.7倍)となった。大阪(関西)と奄美大島を結ぶ路線では、バニラエアが2017年3月に就航している。
2位は、世界自然遺産に登録されている屋久島。樹齢2170年〜7200年とされる古木「縄文杉」を目指すトレッキング、そしてダイビングやシーカヤック、沢登りといった、山と海のアクティビティを同時に楽しめる山岳島。鹿児島や福岡からの予約が大きく増加し、前年比+70.6%(約1.7倍)の伸びを見せている。
3位の福江島は五島列島の中心地で、キリシタン資料館も併設された「堂崎教会」や城下町跡などの観光スポットを擁している。近隣の久賀島や奈留島には、今夏にも世界文化遺産への登録が期待される「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である集落や教会があり、福江島を起点に、これらの島々と世界文化遺産候補をめぐることもできる。
今後、7月にはバニラエアの東京(成田)ー石垣線と那覇ー石垣線就航、8月にはスカイマークの名古屋(中部)ー鹿児島線と鹿児島ー奄美大島線就航などが予定されており、夏休みに向け、離島へのアクセスはより便利になるとみられる。また7月には日本エアコミューターが徳之島・沖永良部・那覇を結ぶ路線に就航し、離島間の周遊もさらにしやすくなる見通しだ。
■調査方法
国内の離島の空港を目的地とする往復便について、出発日が2017年5月1日〜2018年4月30日のスカイスキャナー経由の予約席数と、出発日が2016年5月1日〜2017年4月30日の予約席数を比較し、島ごとに伸び率順にランキング。2016年5月1日〜2017年4月30日の予約席数が中央値を下回る空港は除外。