草津温泉が3年連続で首位、2026年最新の人気温泉地ランキング
2026年1月7日 10時50分更新

株式会社リクルートの調査・研究機関であるじゃらんリサーチセンターは2026年1月6日に、全国の温泉地を対象としたアンケート調査の結果をまとめた「じゃらん人気温泉地ランキング2026」を発表した。今回で20回目を迎える本調査は、2025年9月にインターネットを通じて実施され、有効回答数は1万2595人にのぼる。対象となったのは東京都を除く全国334の温泉地で、利用者が過去に訪れた中で「もう一度行ってみたい」と感じる場所や、未訪問ながら「一度は行ってみたい」と願うあこがれの地などが詳細に集計された。その結果、群馬県の草津温泉が3年連続で総合1位に輝き、その圧倒的な支持を改めて証明する形となった。

「もう一度行ってみたい」という再訪意向を問う人気ランキングにおいて、草津温泉は2462票を獲得してトップを独走している。選出の理由としては、温泉街特有の情緒ある雰囲気や、優れた効能、豊かな泉質が多くの利用者から高く評価された。続く2位には、前年の5位から大きく躍進した大分県の別府温泉郷がランクインし、3位は安定した人気を誇る神奈川県の箱根温泉が獲得した。特に箱根温泉に関しては、鉄道などの公共交通機関を利用したアクセスの利便性が高く支持されている。また、5位には前年11位だった大分県の由布院温泉が急浮上しており、上位陣には九州勢の勢いが目立つ結果となった。

未訪問者を対象とした「あこがれの温泉地」ランキングでは、大きな順位変動が見られた。長年首位を維持してきた秋田県の乳頭温泉郷を抑え、大分県の由布院温泉が前年の6位から一気に1位へと浮上した。2位には山形県の銀山温泉、3位に草津温泉が続き、情緒ある風景を求める旅行者の志向が色濃く反映されている。
一方、訪問経験者による推奨率で算出する「お薦めの穴場」ランキングでは、乳頭温泉郷が4年連続で首位を堅持した。この結果は、自然豊かな秘境感や希少な泉質を愛するリピーターからの信頼がいかに厚いかを物語っている。2位には前年9位から急上昇した北海道のぬかびら源泉郷が入っており、新たな穴場スポットへの注目も高まっている。

今回のランキング結果からは、王道の温泉地がその地位を固める一方で、SNSでの発信や観光開発の影響を受け、あこがれの対象が多様化している現状が浮き彫りとなった。





