中古車ランキング発表!人気ボディタイプと車種が明らかに
2024年11月1日 10時44分更新
【中古車市場統計レポート(2024年9月)】より一部を抜粋。
自動車販売市場の動向(2024年9月)
8月と比較した「前月比」では、新車登録台数が133.6%、中古車登録台数が109.8%とどちらも増加した。新車は8月に長期休暇が入るため、9月は例年登録台数が増加する傾向があり、中古車も同様の理由で増加した結果となった。
昨年9月と比較した「前年比」では、新車登録台数が100.3%、中古車登録台数が98.4%で、中古車登録台数は減少した。今年は4月以降新車登録台数が前年同月を上回るのは7月のみだったが、9月は再び上回る結果となった。一方、中古車は7月に一度増加したものの、以降は再び減少傾向にある。
このレポートでは、7月・8月の本レポートでも記載されていた輸送費高騰が続く見込みを指摘している。パナマ運河の水不足や紅海の治安悪化により輸送船が喜望峰を経由するルートを取らざるを得ない状況で、運航再開見込みも立っていない。この影響で輸送費高騰が続くと予測されている。また、2030年以降の海洋環境規制強化に伴い、新造船のコスト増加が予想されており、そのコストも輸送費に転嫁される見込みだ。
一方、AA(中古車オートオークション)では成約率と成約単価が前年を上回り、平均成約単価は2000年度以降で最高値を記録した。日本車を確保したい海外輸出事業者が買付を強化しているため、落札単価が上昇している。
国産車の中古車販売傾向【人気ランキング】
「車選びドットコム」による国産車の2024年9月中古車販売のボディタイプ別ランキングでは、軽自動車が依然として1位を維持。バン/商業車と軽トラックがシェアを伸ばした。
車種別ランキングでは、トヨタのプリウスが1位に浮上し、タントカスタム(ダイハツ)やN-BOXカスタム(ホンダ)のシェアも拡大している一方、エブリイ(スズキ)やタント(ダイハツ)がシェアを落とすなど軽自動車の変動が多く見られた。
・輸入車の中古車販売傾向【人気ランキング】は下記URLから確認できる。
https://www.kurumaerabi.co.jp/useful-details/1356/
・車選びドットコム
https://www.kurumaerabi.com/
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