「ハニーズ」が初の顧客満足1位を獲得―2017年度JCSI第4回調査【衣料品店】
2017年11月10日 14時17分更新
サービス産業生産性協議会は、2017年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」第4回調査として、6業種(百貨店、衣料品店、旅行、国際航空、国内長距離交通、教育サービス)における、のべ67企業もしくはブランドの満足度を発表した。 本稿では、上記の中から「衣料品店」について取り上げる。
衣料品店は「ハニーズ」が初の顧客満足1位となった。顧客満足のほか知覚価値でも1位になっている。
続いて、顧客満足2位は「earth music&ecology」で、3位は「GAP」。「ビジネス・フォーマル」では「コナカ」「洋服の青山」の顧客満足が最も高くなった。
衣料品店は直近3年間で顧客満足のスコアの幅が小さくなっています。その中でも「ハニーズ」「しまむら」が上昇傾向にある。
■評価の幅に含まれる調査・指数化対象:]計12 企業・ブランド
【カジュアル】
earth music&ecology、H&M、GAP、ZARA、GU(ジーユー)、
しまむら、Honeys(ハニーズ)、UNIQLO(ユニクロ)
【ビジネス・フォーマル】
AOKI、コナカ、はるやま、洋服の青山
■調査概要
・調査期間: 2017年8月16日~9月15日
・調査方法:インターネット・モニターを用いた調査 (2段階にて回答を依頼)
(1)1次回答: 調査会社のモニターを用いて、性別、年代別、地域別の人口構成に配慮した形で利用経験の有無についての回答を依頼し、今回は約18万人より回答を得る。
(2)2次回答:上記の1次回答が、選定条件に当てはまる方から無作為に抽出し、サービスに対する具体的な評価について、各対象420~640人程度に回答を依頼。回答依頼は1人につき1企業・ブランドのみとし、順位・評価に含まれる企業・ブランドは最終的に300人以上の回答を確保。
・回答者数: 20,815人(順位に含む65企業・ブランドの回答者は20,394人)
・質問数:約110問
・指数化の方法: 顧客満足をはじめとした6つの指数は、それぞれ7または10点満点の複数の設問で構成され、その回答から100点満点になるように算出。複数の設問を「すべてを満点とした」場合は100点、「すべてを最低点とした」場合は0点となる。