1.ふだんチョコレートのお菓子を食べる頻度は「週に1~3日」が最も高い
2.好きなチョコレートのお菓子、男女・年代別では何が人気?
1.ふだんチョコレートのお菓子を食べる頻度は「週に1~3日」が最も高い
普段どのくらいの頻度でチョコレートのお菓子を食べているかの設問では、全体で、チョコレートのお菓子を「まったく食べない」と答えたのは4%に留まり、多くの人がふだん食べていることが明らかになった。チョコレートのお菓子を食べる頻度では、全体で「週に1~3日」が最も高く、4割超だった。
「ほぼ毎日」「週に4~5日」「週に1~3日」を合わせた、【週に1日以上】の割合は全体で7割超。また、【週に1日以上】は男性が6割超、女性が8割弱で、10ポイント以上の差があり、女性の方が高い割合となった。男性と比べ、女性の方がチョコレートのお菓子を好んでよく食べていることが示された。
男女別に見ると、「ほぼ毎日」は女性が2割超、男性が1割超で、女性の方が高い割合となった。特に40代女性では「ほぼ毎日」が3割弱、「週に4~5日」が2割弱と高くなっていた。また、10~20代女性では「週に1~3日」の割合が最も高く、特に10代女性では約5割だった。
2.好きなチョコレートのお菓子、男女・年代別では何が人気?
チョコレートのお菓子を食べる人に、スーパーやコンビニなどにある市販のチョコレートのお菓子の中で好きなものを聞いた。
※味が異なるものでも同じ商品であればひとつのブランドとして回答してもらった。
全体TOPは「キットカット(ネスレ)」、2位は「アルフォート(ブルボン)」、3位は「たけのこの里(明治)」で、すべて4割台で並ぶ結果になった。
男女別に見ると、チョコレートのお菓子を食べる頻度が高かった女性の方が、男性よりも各項目の割合が高くなっている。中でも「キットカット」「パイの実(ロッテ)」「マカダミアチョコ(明治)」「ルマンド(ブルボン)」は、女性の方が割合が高く、男女で約10ポイントの差があった。
年代別に見ていくと、年代によっては5位まですべて4割台で並んでいたり、それぞれの差が大きくないものも多く見受けられ、どのお菓子も幅広く人気を集めていることがわかる。
全体TOPの「キットカット」は10代を除くすべての年代でランクインしており、男女ともに40~60代ではTOPに。特に40~50代の女性で約6割と高くなっている。
「カントリーマアム(不二家)」「ポッキー(グリコ)」は10代女性で他の年代よりも割合が高く、TOP2となった。「カントリーマアム」は20代女性や10~20代の男性でも割合が高めだった。
「ブラックサンダー(有楽製菓)」は10~30代で人気があり、20代男性では4割台後半でTOPに。また、10~20代の女性では5割前後と高い割合だった。
「アルフォート」はすべての層でランクインしており、特に10~40代の女性で5割超の高い割合だった。老若男女問わず親しまれている。
「アーモンドチョコレート(明治)」や「マカダミアチョコ」は上の年代になるにつれて割合も高くなる傾向にあり、40~60代の女性で4割前後と高めだった。
また、「チョコパイ(ロッテ)」は30~40代の女性に人気で割合も高めだった。
幅広い年代の人々がふだんから「チョコレートのお菓子」を楽しんでいることがわかった。おいしいだけでなく、食べることによるリラックス効果や、カカオに含まれる栄養成分にも注目されているチョコレート。これからも楽しんでいきたい。
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2024年3月4日~2024年3月6日
有効回収数:5257サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります