網羅株式会社は3月9日、同社が運営する車買取店情報サイト「車買取シーク」上で、車買取業界初となる『2026年度版 車買取店 店舗数ランキング』を公開した。全国3,500店舗以上のデータベースをもとに、車買取事業に特化した店舗数をブランドごとに集計したもので、ユーザーが各社の規模を客観的に把握・比較できる内容となっている。
車を売る際、かつてはディーラーへの下取りが主流だったが、より高値がつきやすい買取専門店へのニーズが年々高まっている。それに伴い、車買取専門店が中古車販売や車検・修理へ事業を広げるケースも増えており、各社が公式サイトで公表する店舗数には買取以外の拠点も含まれるようになった。その結果、ユーザーが「車買取店としての規模」を純粋に比べられない状況が続いていた。
今回のランキングは、車買取シークの掲載データから買取事業に注力する店舗のみを抽出して集計している。住所・電話番号が同一の重複拠点は1店舗としてカウントするなど、横並び比較ができるよう集計ルールを統一した。
オートバックスカーズが全国1位、出張査定型が大都市で急伸
全国ランキングでは、カー用品大手オートバックスのグループ会社であるオートバックスカーズが1位を獲得。同社は親会社の店舗リソースを活用して「カーズ」ブランドを拡大しており、都道府県別でも18都道府県でトップとなった。2位はガリバーで、ほぼ全都道府県のTOP3以内に入る広域カバー率を維持。3位はアップルで、本社を置く三重県を含む東海地方と北関東での存在感が際立った。
注目は6位・ハッピーカーズと10位・スマイルカーズの台頭だ。両社はいずれも無店舗型の出張査定を主軸とするビジネスモデルで、ここ数年で急速に拠点を増やした。東京都の都道府県別ランキングではハッピーカーズが1位となっており、賃料コストの高い大都市圏での出張査定モデルの優位性が数字に表れた形だ。また、2024年に「ビッグモーター」から事業承継したウィーカーズは承継時から約10店舗減少したものの、全国4位の規模を維持している。

調査の対象店舗は2026年2月末時点で車買取シークに掲載中の全車買取店(3,500店舗以上)。住所・電話番号が同一の拠点は1店舗としてカウントし、都道府県別ランキングでは2店舗以上を展開するブランドのみを集計対象としている。全国TOP30の11位以降および都道府県別TOP10の4位以降の詳細は、車買取シーク内の専用ページで公開中だ。なお、本調査は車買取シークの独自調べによるもので、毎年継続して実施・公開する予定としている。