WBC2023に関するアンケート調査、試合満足度1位は準決勝メキシコ戦(産業能率大学)

2023年3月31日 10時10分更新


 産業能率大学スポーツマネジメント研究所は、2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(以下WBC2023)大会直後に、全試合の視聴・満足、日本代表選手に関する認知度や「あなたにとってのMVP」の投票、日本選手以外で印象に残った人物やWBC・野球に関する意識調査を、大会直前に実施した1万人アンケートの追跡調査として、全国の1,000人に対して実施した。

【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ     
調査期間:2023年3月23日~26日の4日間
調査対象:20歳から69歳までの男女1,000人(地域・性年代構成比は、総務省統計局最新推計比率に準拠)
調査担当:小野田哲弥(産業能率大学スポーツマネジメント研究所研究員/情報マネジメント学部教授)
集計協力:小川太陽・小池英華・松浦航太(小野田ゼミ)

以下、調査より一部抜粋。

【知名度アップ】※大会直前調査との比較
1位 ラーズ・ヌートバー +45.7pt上昇
2位 吉田正尚 +22.8pt上昇
3位 源田壮亮 +19.1pt上昇
4位 近藤健介  +19.0pt上昇
5位 大勢  +18.3pt上昇

【MVP】
1位 大谷翔平 427票
2位 1人に絞れない 180票
3位 吉田正尚 115票
4位 ダルビッシュ有 42票
5位 ラーズ・ヌートバー 27票

(1位 大谷翔平 投票理由)
・ まるで漫画の主人公のようだった。(東京都30代女性)
(2位  1人に絞れない 投票理由)
・全員野球でチーム一丸となって勝ち上がってきた感じが伝わってきたので。栗山監督やコーチ陣も含めて!(愛知県40代女性)

視聴・観戦率 (N=1,000)

※球場での観戦、録画・ニュースやダイジェストでの視聴、テレビ以外の視聴手段を含む。 

10%を超えたのはいずれも侍ジャパンに関連する試合・セレモニー(青字)で、決勝・準決勝・準々決勝・1次ラウンド(プールB)の順でした。日本戦以外の試合も2次ラウンド(準々決勝以上)は全試合が1%を超えた。

満足率 (視聴した人の中での満足率)

※視聴・観戦率1%以上の試合・セレモニーが対象。

吉田正尚選手による起死回生の同点3ラン、9回裏先頭打者・大谷翔平選手のヘルメットを飛ばしながらの激走と鼓舞、それまで不調に苦しんでいた村上宗隆選手のサヨナラ打など、劇的なシーンが多かった準決勝のメキシコ戦が1位となった。1次ラウンド(プールB)の中では、野球新興国ながら善戦したチェコ共和国との試合が満足率トップだった。

【日本代表選手以外で印象に残った人物】
1位 栗山英樹(侍ジャパン監督) 160票
2位 マイク・トラウト(アメリカ代表キャプテン) 90票
3位 ヌートバー選手の家族 68票
4位 水原一平(侍ジャパン通訳) 55票
5位 中居正広(侍ジャパン公式サポートキャプテン) 27票

(1位  栗山英樹 投票理由)
・ 決勝進出後のインタビューで選手たちを信頼する気持ちが伝わった。特に村上くんの話ではもらい泣きした。(大阪府50代女性)
(2位  マイク・トラウト 投票理由)
・ MLB屈指の好打者にして大谷選手のチームメイトが決勝戦最後の打者だったのはあまりにもドラマチック。(東京都20代男性)

【意識調査】
侍ジャパンの世界一に感動した 95.7%
監督が栗山英樹氏で良かった 95.0%
次回WBC2026が楽しみだ 91.5%
サッカーW杯のような大会に発展を 78.6%

・産業能率大学による調査
詳細とリリースは以下https://www.sanno.ac.jp/news/pressrelease/press20230330_01.html

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