スタンプで企業好感度も向上――企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査

2015年9月18日 13時49分更新


・公式アカウントをフォローしているSNSはTwitterが最多の32%、ついでfacebook19%

・62%がLINEの公式アカウントを追加したことがある

・スタンプを入手したアカウントの企業へは好感度が上がるほか、実際に購入するなど行動につながるケースも

 
 
 MMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」は、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1,580人を対象に「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」を共同で実施し、その結果を発表した。本調査では対象者を会社員、専業主婦(主夫)、学生の3属性に分けて取得している。調査期間は2015年8月24日から8月25日まで。

 企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNSについて聞いたところ、Twitterが31.7%、Facebookが18.9%、Instagramの8.9%が企業アカウントをフォローしていることがわかった。スマートフォン所有者(N=1,580)にLINEの公式アカウントについて聞いたところ、「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。

 LINEのスタンプ目的で公式アカウントを入手したことがあると回答した人(N=576)を対象に、スタンプを手に入れたことでその企業の好感度が上がったことはあるかという質問をしたところ、49.1%の人が「好感度が上がった」と回答した。

 また「好感度が上がった」と回答した人(N=283)を対象にスタンプ入手後、実際にしたことがある行動について聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」が20.8%となるなど、好感度だけでなく実態への行動へつながるケースも2割程度ながら存在するなど、侮れない存在になっている。

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