子どもにスマホを持たせるには防犯とGPS機能が必要――子どもの携帯電話に関する調査

2015年9月16日 13時41分更新


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・対象は小学校、中学校の子供の母親

・小学校、中学校ともに2割以上の母親が子供に格安スマホを持たせることを検討している

・一方課題は防犯面。一部格安スマホでは防犯サービスを提供しているところもある

 
 
 MMD研究所は子どもの携帯電話に関する調査を3回に渡り行った結果をまとめ、発表した。昨今の格安スマホ市場の盛り上がりを受け、子どもに持たせる携帯電話端末として格安スマホ(SIM)という選択肢が広まってきているのではないかという仮説のもと、母親の格安スマホ(SIM)に対する意識調査を主軸としている。調査期間は2015年3月13日~3月16日、2015年8月6日~2015年8月7日の二回。

 まず現在キャリアの携帯電話端末を持たせている母親に格安スマホへの乗り換えについて質問をしてみたところ、小学生の母親の26.7%、中高生の母親の21.2%が格安スマホ(SIM)を「検討している/するつもりである」と回答した。同じく「小学生の携帯電話に関する調査」で各機能の必要性について回答してもらった結果が以下のとおり。防犯とGPS機能については、非常に必要、と半数の親が答えている。

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 しかし今のところ格安スマホ(SIM)事業者の中で、こうした機能を提供している事業者は限られている。これが格安スマホが子どもに与える端末の選択肢として上がってこない一因となっている可能性がある。
 なお、現在フィルタリング・防犯機能等を実装し子ども向けとされる格安スマホにはTONEモバイル、フェアリシア、ポラスマなどがある。ソースネクストが子供/青少年安心パックという「子供を守る」をテーマとし、フィルタリング機能の入ったアプリ等をパックにしたサービスをケーブル会社の格安スマホ向けに提供している。コスト面での優位性が高いMVNOが、子供向け対応というオプションにどこまで力を注げるかは会社により違いが出そうだ。

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