メルペイが主要ポイントサイト4種連携 メルカリポイントへの交換が可能

2025年12月19日 10時30分更新


株式会社メルペイは2025年12月17日に、株式会社セレスが運営する「モッピー」「ポイントインカム」、株式会社オープンスマイルが運営する「ワラウ」、株式会社サイバーエージェントが運営する「ドットギフト・ドットマネー」の3社4サービスと新たに連携を開始したと発表した。この提携により、ユーザーが各ポイントサイトで蓄積した独自のポイントを、フリマアプリ「メルカリ」内で利用可能なメルカリポイントへ移行できる仕組みが整う。従来、各サイト内で用途が限られていたポイントが、メルカリという巨大な経済圏へ流入することになり、ユーザーの利便性は飛躍的に向上する見込みだ。

 今回の連携によるポイント交換レートは、原則として各サイトの1ポイントにつきメルカリポイント1円相当となる。ただし、ポイントインカムに関しては10ポイントにつき1円相当の交換比率が適用される仕組みだ。交換されたメルカリポイントの活用範囲は広く、メルカリ内での商品購入に充てられるほか、全国の加盟店やネットショップにおける「メルカード」の決済や、後払いサービスである「メルペイスマート払い」の支払い代金としても利用できる。これにより、いわゆる「ポイ活」で得た利益を実生活の多様な支払いに直接還元できるようになるため、既存のメルカリ利用者だけでなく、ポイ活ユーザー層にとっても非常に付加価値の高いサービス展開といえる。

 各ポイントサイトとの連携時期については、段階的な導入が予定されている。まず、2025年12月17日より「モッピー」との連携が先行してスタートした。続いて、2026年1月中旬頃には「ポイントインカム」が対応を開始し、同年2月中旬頃には「ワラウ」が加わる計画となっている。さらに、来春には「ドットギフト・ドットマネー」との連携も控えており、半年足らずの間に主要なポイントプラットフォームがメルペイのエコシステムに組み込まれることになる。なお、交換によって付与されたメルカリポイントには180日の有効期限が設定されているため、失効を防ぐためには計画的な利用が求められる。メルペイは今後も外部パートナーとのネットワークを順次拡大し、メルカリポイントの汎用性を高めていく方針だ。

参考URL:https://jp.merpay.com/news/2025/12/pointmerpay/

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