交通・MaaSアプリの月間利用時間、1年半で23.5%増。スマホ全体の伸びを上回る

2026年10月13日 09時15分更新


 フラー株式会社は10月7日、アプリ市場分析サービス「App Ape」のデータをもとに、2025年1月から2026年7月の交通・MaaSアプリの利用動向を年代別に分析したレポートを公開した。1ユーザーあたりの月間利用時間は2025年1月比で23.5%増え、スマートフォン全体の伸びを上回った。性別・年代別の前年同月比では、10代男性が39.0%増と最も高い伸びを示した。

同社は、国内約40万台のAndroid端末のサンプルデータをもとに、MAU(月間アクティブユーザー数)が500以上で、移動の検索・予約・決済などを主な機能とするアプリを分析した。レポートには、Google マップ、NAVITIME、JR東日本アプリ、モバイルSuica、GO、LUUP、アキッパ、ANAなど、移動に関わる幅広い分野のアプリが掲載されている。

利用時間は1年半で23.5%増 利用率は昼と夕方に山

 調査によると、2025年1月を100%とした場合、2026年7月の月間利用時間は123.5%となった。月ごとの増減を挟みながらも、1年半を通じて全体として増加傾向にある。同期間のスマートフォン全体の増加率は2.2%にとどまり、交通・MaaSアプリの伸びが大きく上回った。

また、2025年7月と2026年7月を比較した前年同月比では、すべての性別・年代で利用時間が増加した。なかでも10代男性は39.0%増と、全世代の中で最も高い伸びとなった。

同調査では、2026年7月に交通・MaaSアプリを1個以上利用したユーザーの利用個数も年代別に分析した。「4個以上」を利用した割合は20代が16.6%で最も高かった。一方、同月内に利用したアプリが「1個」のみの割合は、10代が57.5%で最も高く、半数を超えた。

時間帯別の利用率を全年代で見ると、12時が5.5%で最も高く、夕方の17~18時にもう一つの山が見られた。利用は昼と夕方の2つの時間帯に集中している。

年代別では、多くの時間帯で20代の利用率が最も高かった。同社は、20代について、通勤・通学や外出に伴う利用が活発な年代であるとみている。前述のとおり、20代は同月に4個以上のアプリを利用した割合も最も高く、利用時間帯と利用個数の両方で高い水準を示した。レポートはこのほか、年代別の利用頻度なども分析している。

参照:フラー株式会社 2026/10/07 交通・MaaSアプリ年代別利用動向レポート2026

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