全国メインバンク調査、三菱UFJ銀行が14年連続首位
2026年8月14日 09時00分更新

東京商工リサーチは8月12日、全国162万4,517社を対象にした2026年の「メインバンク」調査結果を発表した。取引社数は三菱UFJ銀行が14年連続で首位を維持し、2位三井住友銀行、3位みずほ銀行とメガバンク3行が上位を占めた。
3行のうち前年から取引社数を伸ばしたのは三井住友銀行のみで、東京商工リサーチは中小企業・新設法人向け金融サービス「Trunk」が寄与した可能性を示した。
全国メインバンク取引社数ランキング(2026年)
| 順位 | 金融機関 | 社数 | 前年比 | 構成比 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 三菱UFJ銀行 | 127,218 | ▲0.03% | 7.83% |
| 2 | 三井住友銀行 | 102,557 | 0.84% | 6.31% |
| 3 | みずほ銀行 | 80,575 | ▲0.32% | 4.96% |
| 4 | りそな銀行 | 41,025 | 1.26% | 2.53% |
| 5 | 北洋銀行 | 28,690 | 0.80% | 1.77% |
メインバンク取引社数の増加率ランキング、ネット銀行が上位を占める
取引先企業の増収増益率ランキングでは、CCIグループの北國銀行が初めて首位に立った。4年連続でトップ3入りしており、同行は2024年に導入した業界別営業体制を通じて業界ごとの知見を蓄積し、事業性理解とコミュニケーションを重視した営業活動により取引先と課題を共有してきたことが、成長支援につながったとコメントしている。
2位は北陸銀行で、事業性貸出にとどまらず事業承継・M&A、経営コンサルティング、DX・AI活用支援など多様なソリューションの提供に取り組んでいる点を成果の背景に挙げた。3位は宮崎銀行で、地域密着型の伴走支援を強みに挙げた。

メインバンクの取引社数の増加率ランキング(500社以上が対象)では、GMOあおぞらネット銀行が3年連続で首位となり、前年比64.3%増の3,217社となった。2位は8月に商号を変更したドコモSMTBネット銀行(旧:住信SBIネット銀行、前年比37.7%増)、3位はPayPay銀行(同12.9%増)、4位は楽天銀行(同12.4%増)で、業態を超えたメインバンク獲得競争が激しさを増している。5位以下では福岡銀行や九州地区の信用金庫・信用組合が上位に並んだ。

東京商工リサーチによると、福岡県は2025年のTSR調査で新設法人率が全国4位となっており、県外取引先の開拓とあわせて取引社数を押し上げた可能性があるとしている。
出典:東京商工リサーチ 2026/08/12
取引企業の増収増益率 CCIグループ北國銀行がトップ 三井住友銀行が唯一、メガバンクで取引社数増




