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キャンピングカーが人気の背景

　2020年の新型コロナウイルス感染症により、密を避けて旅ができる非日常感ある移動や宿泊手段としてのキャンピングカーや車中泊仕様の車での旅が注目され、コロナ収束以降もその影響により、日本国内の観光地の景観や施設の清潔感、豊かな食文化、整備された道路などのインフラ、治安、豊かな文化や自然などの観光資源、円安などを背景に、自由に動き、泊まることができるキャンピングカーを利用する国内外の旅行者が増加している。

Carstayの車中泊仕様の登録車両は、現在350台を突破。今後、卒業旅行、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、紅葉の秋などの行楽シーズンに向けて、さらに国内旅行が注目されることから、より多くの車両登録が進む見込みだ。

個人、レンタカー会社、ビルダーの事業者などが登録した
(1)車体やデザインなど全てキャンピングカー向けにつくられた「フルコン」や、バスをベースに車体をカットしてキャンピングカー仕様にした「セミフルコン」
(2)大型トラックをベースにキャンピングカー仕様に改修した「キャブコン」
(3)ハイエースやキャラバンなど箱型のバンをキャンピングカーや車中泊仕様に改修した「バンコン」
(4)軽ワゴンの荷台をキャンピングカー仕様・風に改修した「軽キャンパー」や「軽トラハウス」
など、個性豊かな多種多様な車両が登録されている。現在の平均車両利用価格は、約17,000円。1日の利用料金は、約3千円～5万円だ。

「キャンピングカー」の2022年の全国の総保有台数は14万5,000台（日本RV協会調べ）と増加傾向にあり、バンなどの車両を車中泊仕様の車に改修する個人も増えていることから、Carstayは独自調査により、車中泊／バンライフ人口は約75万人以上と推定している。