未来の市場をつくる100社【2023年版】日経クロストレンド
2022年12月5日 10時10分更新
株式会社 日経BPは2022年12月5日、マーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」が作成した「未来の市場をつくる100社【2023年版】」を発表した。
日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社」特集は、2019年より毎年12月に掲載している恒例企画。複数のベンチャーキャピタルをはじめとした各界識者への取材や、『日経トレンディ』(2022年11月号)の特集「スタートアップ大賞2022」の登場企業を含めて、約200社をリストアップ。その中から、「新しい市場(新規性)」「売れる(成長期待)」「生活の変化(社会インパクト)」という3つの視点で日経クロストレンド編集部が評価し、新時代を切り開き、2023年に飛躍が期待できる100社として選出した。
◆注目の11分野で有望企業をピックアップ
今回取り上げる100社は、「コマース(16社)」「マーケティングDX(11社)」「Web3(ウェブスリー、7社)」「エンタメ・アート(12社)」「SDGs・ESG(7社)」「Z世代・α世代(8社)」「健康・ウェルビーイング(10社)」「フードテック(7社)」「生活テック(11社)」「旅行・インバウンド(7社)」「ペット(4社)」という11分野の有望企業。このうち、23年版の新設ジャンルの中で特に注目の3分野について、選出企業30社を紹介する(あいうえお順)。
【コマース】
新型コロナウイルス禍で、日本の物販系EC化率は2021年に8.78%へ伸長したが、依然として海外に比べると低い水準だ。リアルの小売り・流通業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)も道半ばであり、こうしたコマース領域に革新をもたらす16社を選出した。
アドインテ | AVITA(アビータ) |
アラカン | want.jp(ウォントジェーピー) |
OniGO(オニゴー) | オリゼ(旧アグクル) |
Kiva(キヴァ) | kiwami(キワミ) |
STANDING OVATION (スタンディングオベーション) | STRACT(ストラクト) |
タイムリープ | TOUCH TO GO(タッチトゥゴー) |
Free Standard(フリースタンダード) | フルカイテン |
Bodygram Japan (ボディグラム・ジャパン) | ミニッツ |
【Web3】
Web3は「次世代のインターネット」ともいわれ、過大な期待がかかったぶん、一時の熱狂的なブームは沈静化しつつある。しかし、ゲームやコミュニケーションサービスなどを中心に、ブロックチェーン(分散型台帳)技術の活用は着実に広がっており、今回は7社を挙げた。
Gaudiy (ガウディ) | Thirdverse(サードバース) |
Stake Technologies (ステイクテクノロジーズ) | double jump.tokyo (ダブルジャンプトーキョー) |
ナナメウエ | NOT A HOTEL(ノットアホテル) |
フィナンシェ |
【旅行・インバウンド】
政府が22年9月に入国者上限の撤廃や個人の観光受け入れ解禁を発表し、一時1ドル=150円を越えた歴史的な円安も手伝って、外国人観光客(インバウンド)の来日ニーズ拡大に期待がかかっている。今回は旅行を楽しくする新サービスを展開する注目企業7社を選出した。
atta(アッタ) | AUTHENTIC JAPAN (オーセンティックジャパン) |
ORIGRESS PARKS (オリグレスパークス) | Stroly(ストローリー) |
Sonoligo(ソノリゴ) | 東京トラベルパートナーズ |
Relyon Trip(リリオントリップ) |