「ロボット掃除機」ランキングーウーマンリサーチ
2022年1月12日 11時52分更新
こどもりびんぐが展開している「シルミル研究所」では、女性を対象にした調査「ウーマンリサーチ」を実施し、今回は2021年11月~12月に実施した「ロボット掃除機」(床拭き専用含む)についての調査結果を発表、「アイロボット ルンバシリーズ」が利用率第1位となった(表1)。
ウーマンリサーチでは、全国のWeb会員を対象に「ロボット掃除機」についての調査を実施。回答者464人中、種類に限らず「掃除機」を持っている人は94.8%、そのうち、掃除機を「2台以上」持っている人は46.4%だった。掃除機所有者のうち、ロボット掃除機を「所有している」人は27.1%。「共働き」世帯では、31.3%となった。ロボット掃除機所有者のうち、所有している種類は「吸引タイプ」が86.5%と最も多く、「床拭きタイプ」(15.3%)、吸引・拭き掃除が両方できる「オールインワンタイプ」が5.4%だった(複数回答)。所有は「吸引タイプ」が多い一方、全回答者の「持っていないが欲しいもの」では、「ロボット掃除機 オールインワンタイプ」が33.6%、「吸引タイプ」が22.0%の順で人気となった(複数回答)。今回は「ロボット掃除機」について、購入時に重視したポイントなどを詳しく聞いた。
ロボット掃除機を購入した理由は「掃除の手間を省きたいから」が66.7%と最も多く、次いで「常にきれいにしていたいから」(34.2%)、「掃除する時間がないから」(33.3%)と続いた(複数回答)。「子どもが小さく、寝ているに時は掃除機をかけると起きてしまうので困っていたが、ロボット掃除機は外出時にかけておけるので非常に助かる」(30代・埼玉県)や、「ロボット掃除機の邪魔になるようなものを床に置かなくなったので部屋がごちゃごちゃせず、とても良い」(60代・神奈川県)など、副次的な効果を喜ぶ声も。
購入時に最も重視したことは「清掃能力」が31.5%と最も多く、次いで「ブランド・メーカー」「本体価格の安さ」と続いた(グラフ1)。
コロナ禍でロボット掃除機の使用頻度が「増えた」人は17.1%、「減った」人は14.4%とやや拮抗する結果に。頻度が「増えた」人は、「家族が外出自粛で自宅にいる頻度が高まり、部屋が汚れることが増えたので」(40代・千葉県)、「休校や在宅勤務があり、食事の支度や育児にかける時間が増えたため、自動化できる家事はロボットで済ませようと思った」(40代・埼玉県)など、在宅時間が増えたことによる家事の増加や、汚れ方を気にしてロボット掃除機に頼る人が多かったとのこと。
一方、頻度が「減った」人は「家にいることが増えて、普通の掃除機を使って隅々まで掃除することが多くなった」(30代・埼玉県)や、「平日の不在時に使用していたが、テレワークが増え、音が気になるようになった」(30代・神奈川県)など、掃除にかける時間が増えたことからあえてロボット掃除機を使用しなくなった人や、不在時使用では気付かなかった稼働音が原因で使用できなくなった、といった声が寄せられたとのことだ。
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