「冷やし中華はじめました」の季節到来!夏の食卓東西ランキング

2017年8月3日 22時27分更新


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 インテージは、1年365日を通じて食卓データを収集している食卓実態動向のトラッキングサービス『キッチンダイアリー』から、6~8月の期間に食卓に並ぶメニューを抜粋し、東西のエリアで比較をしながらその傾向を探った。
 猛暑と言われている2017年夏。暑い夏には食欲も減退し、お腹は空くけれど食べたいものが思い浮かばない、そんな毎日の献立に悩む方も、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
 
 
 
■夏の食卓登場メニューランキング
 
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 北海道から沖縄まで全地域で気温が高く暑い日が続いている今年の夏。家庭では、夏になるとどのようなメニューが食卓に上がるだろうか。夏の食卓実態を探るため、インテージは独自に保有する「キッチンダイアリー(京浜・京阪神・東海1,260世帯の食卓日記調査)」で、2016年夏(6~8月)の京浜エリアと京阪神エリアの食卓登場メニューランキングを調査した。
 
 すると、1位は「冷奴」、2位は「そうめん・冷麦」で京浜、京阪神ともに共通で、夏場のメニューとしてお馴染みのものが上位にあがる結果となった。また3位以降を見てみると、「野菜のぬか漬け」(京浜4位、京阪神4位)、「そば(冷)」(京浜6位、京阪神7位)、「うどん(冷)」(京浜8位、京阪神5位)などは京浜、京阪神で食卓登場率に大きな差がなく、順位もあまり変わらない結果となっている。一方で、京浜では「ゆで豆(枝豆、そら豆など)」や「冷やし中華」の食卓登場率が京阪神に比べて高く、京阪神では「酢の物」や「卵豆腐」の食卓登場率が京浜に比べて高いなど、京浜、京阪神で食卓登場率が2倍以上異なるメニューもあり、順位にも違いが見られた。
 
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 毎年夏になると、スーパーやコンビニ、飲食店では「冷やし中華はじめました」のポスターが張り出され、夏の麺料理の定番メニューとなっている「冷やし中華」。誕生秘話は諸説あり、“中華”と銘打ってはいるが、日本発祥の料理とされている。冷やした中華麺に野菜やハム、錦糸卵などの色とりどりの具材をのせて、冷たいかけ汁を掛けて食べる夏の麺料理として日本各地で食べられている。
 
 ところが、 「夏の食卓登場メニューランキング」では、東で5位にランキングするも西では8位にとどまり、食卓登場率は東西で2倍近くの差があった。その理由を探るべく自主企画調査を実施し、写真を見て料理名を回答してもらった。
 
 全国的には「冷やし中華」が最も一般的な呼び方だが、実は地方によって呼び方が異なる。京浜をはじめ、多くのエリアで大半を占め、またすべてのエリアで最も多く使われている呼び名は「冷やし中華」だが、北海道では「冷やしラーメン」が34.9%、京阪神では「冷麺」が25.8%、また中国、四国、九州でも一部、「冷麺」と呼んでいることがわかった。つまり、“西の食卓に冷やし中華があがらない”のでなく、呼び方が「冷麺」と変化していた。ちなみに京阪神では、“冷麺”のことは何と呼ぶのか。こちらも写真を呈示して料理名を回答してもらったところ、多くのエリアで「冷麺」が大半を占め、京阪神でも「冷麺」が74.4%と最も高い結果となった。ちなみに「冷麺」は、中国や四国では「見たことがない/わからない」の割合が2割を超えており、エリアによって浸透状況が異なることもわかった。
 
 
■インテージのネットリサーチによる自主企画調査データ
・調査地域:全国
・対象者条件:20-59 歳の男女
・標本抽出方法:弊社「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
・ウェイトバック:性年代構成比を2015年度実施国勢調査結果にあわせてウェイトバック
・標本サイズ:n=1600
・調査実施時期: 2017年7月7日(金)~2017年7月10日(月)
 
 
 

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