「花粉症薬の人気ランキング」―キューアイ

2022年2月15日 11時00分更新


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 花粉症クエストを運営する株式会社キューアイは、2022年2月14日より『2022年版春の花粉症特集』をスタートした。特集では、「花粉症薬(処方薬)の人気ランキング」や「最新&おすすめ花粉対策グッズ」を公開した。

コロナ・オミクロン株の感染が広がる中で、国民の約半数が罹患しているスギやヒノキの花粉症シーズンが到来。オミクロンと花粉症は、鼻、ノドの症状が出る点で似ており、見分けるのが心配だという声も聞かれる。
そこで、花粉症対策などの健康情報を提供する「花粉症クエスト」では、『2022年版春の花粉症特集』を開設し、花粉症の症状を抑えたり、花粉シーズンを少しでもラクに過ごすための対策法について紹介している。

特集1:花粉症薬の人気ランキング

「抗ヒスタミン薬」は、花粉症などのアレルギーで起こるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを治療する中心的な薬剤だ。
アレグラ/クラリチン/ザイザルなどに加え、ビラノア/デザレックス/ルパフィンなど新らしい薬が発売されて種類が増えたため、実際にどの薬が多く処方されているのか気になる人が多いようだ。
花粉症クエストでは、厚生労働省が集計しているデータを元に、主要な抗ヒスタミン薬の処方数伸び率を比較した人気ランキングを紹介した。

1.処方数伸び率ランキング
・ランキングの基準
NDBオープンデータとは、厚生労働省が国民の医療動向や健康状態を把握するために集計している統計資料だ。
その中では、薬剤データとして薬効分類別に処方数の上位100位を公表している。

今回は、直近の公表データである第6回(2019年4月~2020年3月診療分)とその前年第5回(2018年4月~2019年3月診療分)の処方数を比較して伸び率ランキングを作成。
伸び率を計算する際には、
 ・後発品がある薬は、先発品の処方数に、最も処方数が多い後発品の処方数を含める
 ・OD錠がある薬は、OD錠の処方数を含める
としている。

伸び率=各薬の(第6回処方数)÷(第5回処方数)

・処方数伸び率1位はルパフィン
集計の結果、処方数伸び率ランキング1位は、ルパフィンになりました。前年比伸び率は2.4倍。
2位が、ビラノアで1.3倍、3位がザイザルで、1.01倍だった。

主な第2世代抗ヒスタミン薬の処方数前年比伸び率
(花粉症クエスト編集部調べ)

順位製品一般名(成分名)伸び率(倍)
1位ルパフィン錠10㎎ルパタジン2.4
2位ビラノア錠20㎎ビラスチン1.3
3位ザイザル錠5㎎レボセチリジン1.01
4位アレジオン錠20㎎エピナスチン0.99
4位クラリチン錠10㎎ロラタジン0.99
6位アレグラ錠60㎎フェキソフェナジン0.98
7位ディレグラ配合フェキソフェナジン
プソイドエフェドリン
0.93
8位アレロック錠5㎎オロパタジン0.93
9位タリオン錠10㎎ベポタスチン0.91
10位ジルテック錠10㎎セチリジン0.85
11位デザレックス錠5㎎デスロラタジン0.42

・最下位でも、実は人気のデザレックス
ランキングの最下位になったデザレックスは、2019年1月に管理不備を理由に自主回収を行い販売停止になった。2019年11月から販売再開になったなめ、第6回データには1~2か月分の処方数しか含まれていないといえる。春の花粉シーズンにフルで販売できたと仮定して、第6回データを3倍して伸び率を計算すると1.25倍となり、第3位にランクインしている。

編集部の想定による人気ランキング
順位製品一般名(成分名)伸び率(倍)
1位ルパフィン錠10㎎ルパタジン2.4
2位ビラノア錠20㎎ビラスチン1.3
3位デザレックス5㎎デスロラタジン1.25

この特集のほか、花粉症クエストでは「花粉症の飲み薬、強くて眠くなりにくいのはどれ?」など花粉症に役立つ情報を配信している。

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