2021年度上半期:人気時計ブランドランキング

2021年7月30日 11時45分更新


 世界最大級の高級時計専門マーケットプレイスを展開する「Chrono24(クロノ24)」 は、運営するChrono24サイトでの2021年1月1日~2021年6月27日のデータベースより、2021年上半期のリクエスト数※および時計の売上に関するランキングや傾向について発表した。

●2021年度上半期 世界の時計ブランドランキング

順位ブランドシェア率
2021年
シェア率
2020年
1Rolex34.1%37.3%
2Omega11.3%11.0%
3Breitling5.2%5.1%
4Seiko4.3%3.4%
5Audemars Piguet4.2%3.9%

■Rolex(ロレックス)はシェア減少もトップを制し、Omega(オメガ)は欧州で人気の結果に
2020年の上半期と比較してRolexのシェアは8%減少したものの、全体シェアの3分の1以上を占め、ランキングでも1位にランクイン。Omegaはアジアでは大幅に売上を落としたものの、フランスやイギリスにて好調な結果を残し、3位のBreitling(ブライトリング)の2倍以上のリクエスト数で2位にランクインした。

■日本ブランドのSEIKO(セイコー)が4位にランクイン
注目すべきは日本ブランドのSEIKO(セイコー)で、アメリカで40%以上リクエスト数が増加し、大幅に上昇し4位にランクインした。

●2021年度上半期 国別時計ブランドランキング

順位日本アメリカドイツ
1RolexRolexRolex
2Audemars PiguetOmegaOmega
3Patek PhilippeAudemars PiguetBreitling
順位フランスイギリス香港
1RolexRolexRolex
2OmegaOmegaPatek Philippe
3SeikoPatek PhilippeAudemars Piguet

■いずれの国でもRolexがやはり人気
日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、香港の中で、Rolexは日本を除くすべての国で3分の1以上のシェアを占めており、ドイツでは40%のシェアを占めている。日本でも32%と、ほぼ3分の1を占める結果となっており、各国で人気が高いことがわかった。

■アジアではAudemars Piguet(オーデマ ピゲ)、Patek Philippe(パテック・フィリップ)が上位にランクイン
2021年度上半期において、日本で人気が高かったブランドは1位Rolex、2位Audemars Piguet、3位Patek Philippeという結果になった。香港でもAudemars PiguetとPatek Philippeが上位にランクインした。

●2021年度上半期 世界の時計モデルランキング

順位2021年2020年
1Rolex DatejustRolex Datejust
2Rolex SubmarinerRolex Submariner
3Omega SpeedmasterOmega Seamaster
4Omega SeamasterRolex GMT-Master Ⅱ
5Rolex DaytonaOmega Speedmaster


左から:Rolex Datejust、Rolex Submariner、Omega Speedmaster

■Rolexの人気モデルはDatejust(デイトジャスト)とSubmariner(サブマリーナ)
昨年度に引き続き、2021年も1位にRolexのDatejust、2位にRolexのSubmarinerがランクインした。2020年は、GMT-MasterⅡが4位にランクインしていたが、2021年度上半期ではDaytona(デイトナ)がシェアをあげ、5位にランクインした。

■OmegaのSpeedmaster(スピードマスター)が順位をあげ3位にランクイン
昨年5位にランクインしていたOmegaのSpeedmasterが順位をあげ、2021年度上半期では3位にランクイン。続いて4位にOmegaのSeamaster(シーマスター)がランクインした。

詳細:https://www.chrono24.jp/

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