シニアに人気の温泉宿ランキング、佐賀県・嬉野温泉が4年連続第1位
2019年11月14日 14時17分更新
旅行予約サービス「楽天トラベル」は、「2019年 シニアに人気の温泉地ランキング」を発表した。各温泉地の温泉宿で販売している「シニア」のキーワードを含む宿泊プランを対象に、60歳以上による年間の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)をもとにランキングした結果、佐賀県の嬉野温泉が4年連続で1位を獲得した。
4年連続1位にランクインした佐賀県の嬉野温泉は、「日本三大美肌の湯」の1つとされ、湯上りはまるで一皮むけたようなつるつるスベスベの肌になると言われている。嬉野温泉はシニアの方が安心で安全な温泉旅行を楽しめるよう力を入れており、バリアフリーセンターを設けて観光客へのバリアフリー情報の提供や、宿泊施設へのユニバーサルデザイン導入支援を行っている。ハード面に加え、補助器具の貸し出しや入浴介助ヘルパーによる温泉入浴介助仲介などソフト面のサービスまで行き届いたきめ細かな対応が特長。さらに、還暦などのお祝いプランや嬉野名物の温泉湯豆腐、銘品の佐賀牛などの食事つきプランも人気を集めている。
2位は昨年から順位を1つ上げた蓼科温泉。蓼科温泉は、武田信玄の隠れ湯であったと伝えられ、古くから保養地として賑わってきた温泉地。信州の北八ヶ岳の麓にある蓼科高原に位置し、トレッキングやゴルフ、テニスやスキーなどシニア向けのスポーツが楽しめる施設が多くある。またオーベルジュやペンション、懐石料理を提供する旅館など、ゆっくりと食事を楽しむことができる高級宿も多く点在している。さらに、標高2千メートル以上の高地まで手軽に登って日本三大アルプスの絶景を眺めることができる北八ヶ岳ロープウェイも、幅広い年代に人気。
3位の芹ヶ沢温泉は、昨年のランキング外から、今年は前年同期比+75.00%(約1.8倍)と好調。2位の蓼科温泉との距離も近く、新宿から特急で約2時間というアクセスの良さや、四季折々の自然を愉しめる観光地として支持されている。日本百名山の1つに数えられる霧ヶ峰の主峰・車山を通る人気ドライブルート「ビーナスライン」は、季節によって様々な高山植物が咲き誇り、見応えがある。また、シニアを含む三世代をターゲットにした宿やペットと泊まれるプランが人気を集め、ランクインに貢献した。
【2019年 シニアに人気の温泉地ランキング 概要】
集計方法: 楽天トラベル登録の温泉宿が販売している「シニア」のキーワードを含む宿泊プランについて、以下の宿泊期間における60歳以上の宿泊者の人泊数(=宿泊人数×泊数)を温泉地ごとに集計(温泉宿が2宿に満たない温泉地は除く)。
集計日: 2019年10月15日
宿泊期間: 2018年10月1日~ 2019年9月30日