世界60都市の安全度ランキング、世界一安全な都市は東京、大阪は3位
2019年9月5日 11時36分更新
英誌エコノミストがまとめた世界60都市の安全度ランキングで、東京が1位、大阪が3位に選ばれた。2019年版のランキングでは、観光客が訪れる主要60都市のデジタル、衛生、インフラ、治安について100点満点で評価した。
首位の東京は92点を獲得し、次いでシンガポールが91.5点で2位。3位の大阪は90.9点だった。この3都市は、2015年と17年のランキングでもトップ3に入っている。
東京はデジタルセキュリティでも首位に立ったが、インフラの安全性や治安ではシンガポールの方が高得点だった。4位に入ったオランダのアムステルダムは、観光客が押し寄せる「オーバーツーリズム」の問題に直面している。欧州ではほかに、デンマークのコペンハーゲンが韓国・ソウルと同着で8位だった。米国の都市でトップ10入りしたのは7位の首都ワシントンのみ。シカゴは11位にランクされている。 反政府デモが続く影響で観光客が激減している香港は、2017年の9位から、今年は20位へと転落した。最下位はナイジェリア・ラゴスで安全度評価は38.1点。下位5都市にはほかに、カラカス(ベネズエラ)、ヤンゴン(ミャンマー)、カラチ(パキスタン)、ダッカ(バングラデシュ)が入っている。
2019年の安全度ランキング上位10都市は以下の通り。
1.東京
2.シンガポール
3.大阪
4.アムステルダム(オランダ)
5.シドニー(オーストラリア)
6.トロント(カナダ)
7.ワシントンDC(米国)
8.コペンハーゲン(デンマーク)
8.ソウル(韓国)
10.メルボルン(オーストラリア)