夏休み海外旅行で予約動向を発表、人気上昇トップはトルコ・イスタンブール、2位はウラジオストク―H.I.S.

2019年8月9日 10時00分更新


 エイチ・アイ・エスはこのほど、夏休みの海外旅行予約動向を発表した。それによると、海外旅行の人気1位は昨年と同じホノルル(ハワイ)。2位も前年同位のソウル、3位はグアム(前年4位)。ハワイは、リピーターも多く、今年の予約動向は前年比2ケタ増になっているという。

 また、予約上昇率をみると、トップは前年比296%のイスタンブール(トルコ)。一時、テロの続発などで観光業が落ち込んだものの、治安が回復したほか通貨リラ安の影響などで、人気が回復。2位は同181%のウラジオストク(ロシア)、3位は同163%のヤンゴン(ミャンマー)だった。

トルコ

 ヨーロッパとアジア両方の文化を併せ持ち、エキゾチックな雰囲気が魅力のトルコは親日国で知られ多くの世界遺産がある。今も昔も旅行客を魅了してやまない都市イスタンブールには目がくらむような宝石の数々を所蔵するトプカプ宮殿やビザンティン建築の最高傑作アヤソフィア、ほんのりと青く装飾されたブルーモスクなど、壮大で華麗な建築物が建ち並ぶ。ナイトライフも充実していて、宗教柄アルコールを口にする人は少ないが、夜になるとお酒を出すバーやクラブが街中に溢れ、みんな思い思いに楽しんでいる。イスタンブールなど観光地のクラブはどちらかというと若者向けのお店が多い。でも、旧市街にはトルコの伝統音楽が聞ける“昔ながら”のクラブもあるので、がやがやとした雰囲気があまり好きではないという人は、こちらのほうがゆったりと過ごせるかもしれない。

 夏休みを利用して、旅行に行ってみてはどうだろうか。
 
 

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