2018年度の宿泊旅行実施率は56.4%、2年連続で増加「じゃらん宿泊旅行調査 2019」
2019年7月11日 12時00分更新
リクルートライフスタイルは「じゃらん宿泊旅行調査2019」で、テーマ別の都道府県魅力度ランキングを発表した。この調査によると、今年は沖縄県が8部門中4部門で1位に輝いた。各テーマとも上位ランキングに前年からの大きな変動は見られなかったが、「若者が楽しめるスポットや施設・体験」では、千葉県が前年2位から浮上し、沖縄から1位を奪取した。
沖縄県が1位となったのは、「魅力ある特産品や土産物」「地元の人のホスピタリティ」「大人が楽しめるスポットや施設・体験」「現地での良い観光情報を入手」の4点。特に「地元の人のホスピタリティ」は14年連続1位に。この分野は2位の熊本県や3位の鹿児島県など、西日本からのランクインが多かった。
「若者が楽しめるスポットや施設・体験」で1位となった千葉は、「子供が楽しめるスポットや施設・体験」でも1位に。「魅力的な宿泊施設」では4年連続で大分県が1位となったほか、和歌山県、兵庫県、三重県が新たにトップ10に入った。「魅力ある特産品や土産物」では3位に熊本が県外から一気にベスト3にランクイン。10位にも三重県が新たにランクインした。
◆都道府県別魅力度ランキング2019
○地元ならではの美味しい食べ物が多かった
1位:石川県、2位:高知県、3位:北海道
○魅力のある特産品や土産物が多かった
1位:沖縄県、2位:北海道、3位:熊本県
○魅力的な宿泊施設が多かった
1位:大分県、2位:沖縄県、3位:熊本県
○地元の人のホスピタリティを感じた
1位:沖縄県、2位:熊本県、3位:青森県、鹿児島県
○子供が楽しめるスポットや施設・体験
1位:千葉県、2位:沖縄県、3位:和歌山県
○若者が楽しめるスポットや施設・体験
1位:千葉県、2位:沖縄県、3位:大阪府
○大人が楽しめるスポットや施設・体験
1位:沖縄県、2位:千葉県、3位:奈良県
○現地で良い観光情報を入手できた
1位:沖縄県、2位:北海道、京都府
「若者が楽しめるスポットや施設・体験」前年2位から浮上した千葉県では、勝浦中央海水浴場に今夏7月、千葉県初の全長180m超のBIGアトラクション「勝浦ウォーターアイランド」がオープンし、高さ6mのスライダーやジャンプ台、バランスブリッジ、トランポリンなど約25種類のアトラクションが海上に登場。内浦海水浴場にもウォーターアイランドOn the beach(砂浜上)をオープン。これから益々人気がでてきそうだ。
【調査概要】
調査名:じゃらん宿泊旅行調査2019
調査方法:4万4515人を対象にインターネット経由で実施したもの。有効回答数は1万5559人。
調査期間:2019年4月5日から19日まで。