今年の夏、日本人旅行者に人気の旅行先は北海道が1位にランクイン!トリップアドバイザー「夏休みの旅行に関する調査2019」

2019年6月20日 09時47分更新


 旅の情報プラットフォーム「TripAdvisor」は、この度トリップアドバイザーを利用する日本人旅行者を対象にアンケート調査を実施し、旅行者の夏休み旅行への意識について紹介した『夏休みの旅行に関する調査2019』を発表した。
 
 今回の調査の結果によると、夏休みに国内旅行を考えている旅行者が大多数を占め、「北海道」が最も人気の国内旅行先ということがわかった。また、国内・海外に関わらず、旅行テーマとして「都市観光」が最も多く選ばれ、旅行期間においては「一週間以内」が最も多い結果となった。さらに、自社データーを元に算出した、国内人気旅行先の7月、8月の平均宿泊費を比較した結果、滞在先によっては41%も価格変動することがわかり、滞在する場所と時期をうまく組み合わせることで、宿泊費を抑えることができることが伺える。
 
 83%の旅行者が今年の夏休みに旅行に行くと回答し、この内、70%以上が国内旅行を検討していることがわかった。また、旅行先については、「北海道(22%)」「長野県(17%)」、そして「沖縄県(15%)」が今年の夏人気の国内旅行先トップ3という結果になった。
 
 旅行期間では、「1週間以内(38%)」に続いて「2泊(24%)」が多い結果となった。予算について伺ったところ、海外旅行も含めると、「30万円以上」が21%と最も回答が多く、全体平均においても約16万円と、水準が高いことが伺える。
 
■旅行の期間はどれくらいですか?
1 日帰り/3%
2 一泊/17%
3 二泊/24%
4 一週間以内/38%
5 二週間以内/14%
6 二週間以上/5%
 
 トリップアドバイザーのデーターを元に、2019年7月、8月の平均宿泊費を算出し比較した結果、月別平均宿泊費に大きく差があるところが多く見られた。今回の調査でトップの旅行先に選ばれた北海道、富良野市を例に平均宿泊費を比較してみると、7月の平均宿泊費は夏季(6月~8月)の平均価格より14%高いのに対し、8月には平均水準まで下がっていることがわかった。逆に、東京都、千代田区の場合、7月に比べ8月の平均宿泊費が14%減、夏季の平均宿泊と比べても10%安いことがわかった。このように、滞在先や滞在時期をうまく選ぶことで、宿泊費を賢く抑えることができるようだ。
 
 
■2019年 夏休みの人気国内旅行先トップ10 及び平均宿泊費の比較
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