鳥取県、訪日旅行人気上昇都道府県ランキングで1位―楽天トラベル

2019年2月15日 11時51分更新


 旅行予約サービス「楽天トラベル」は、昨年1年間の楽天トラベル外国語サイト経由の人泊数をもとに、「2018年 訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング」を発表した。前年同期比の伸び率が高い順にランキングした結果、1位は鳥取県となった。

■2018年 訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング
インバウンド

 1位の鳥取県は、前年も3位にランクインしており、近年外国人旅行者からの注目を集めている。鳥取県はアニメに由来する愛称を持つ「米子鬼太郎空港」「鳥取砂丘コナン空港」の2つの空港を擁し、元となったアニメは多くの外国人にも親しまれている。
 エリア別に見ると、「鳥取・岩美・浜村」エリアの伸び率が最も好調で、同エリアにある鳥取砂丘は、パラグライダーや砂の上でも走れるファットバイクなどのアクティビティも充実し、近年集客を伸ばしている。
 また、鳥取周遊パスポート「トリパス」キャンペーンを実施しており、県内のお店や観光施設などで使える割引や特典の情報が満載。この機会に行ってみるのもよい。

 2位の福島県は、前年のランキング圏外から躍進し、エリア別に見ると「会津若松・喜多方」エリアに最も人気が集まった。会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶJR只見線は、秘境を巡る風景の美しさから「世界で最もロマンティックな鉄道」として中国や台湾、タイなどのSNS上で話題になった。

 3位には、同じく東北エリアの岩手県がランクイン。国別では台湾からの宿泊が最も好調で、岩手県の玄関口であるいわて花巻空港に、昨年、台湾との国際定期便が就航したことが貢献したと考えられる。

■2018年 訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング 概要
集計日: 2019年1月21日
集計方法: 以下の「宿泊期間」における楽天トラベルの外国語サイト(6言語10サイト)経由の人泊数を集計。
宿泊期間:2018年1月1日~12月31日
 
 
 

 

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