ゴールデンウィーク1番人気は王道のハワイと沖縄!H.I.S.「2018年 GW旅行予約動向」
2018年3月30日 16時18分更新
エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、2018年ゴールデンウィーク(2018年4月28日~5月6日出発)の予約状況から、旅行動向についてまとめ、その結果を発表した。
海外では、今年もハワイの人気が根強く、総合予約者数ランキングで1位となった。この1位の記録は今年で6年連続となる。また、韓国の人気都市であるソウルが上昇しており若い女性におけるK-POPの再熱や、冬季五輪により韓国への注目が高まったことが予想される。
日並びにおいては、平日2日間のお休みが取得できれば、最大9連休であるものの、昨年5月にあった5連休と比べると、1日短縮となったことから、近場の香港、上海といったアジアの都市が順位をあげた。人気出発日においては、GW後半5連休の初日となる5月3日に人気なものの、分散型の傾向がみられ、昨年に比べまだ席が取れる状況であることから、間際の旅行需要に期待ができる。
予約伸び率においては、欧州・米国・豪州といった長距離路線の渡航先が高い伸びをみせた。1位になったエアーズロックは、ウルル(エアーズロック)への登頂が2019年10月から出来なくなる(オールトラリア環境・エネルギー省発表)ことで、改めて注目を集め高い伸びに繋がったようだ。
また、ザグレブに関しては、近年クロアチアへの欧州内の路線が拡充したこともあり、国立公園をはじめとする自然を満喫する隣国スロベニアと共に周遊する商品ラインナップも増えた事が要因と考えられる。オランダ、フランス共に地政学リスクからの回復が見られ、チューリップなど見頃を迎える、アムステルダムの“キューケンホフ公園”やニースといった南仏でのバカンス需要が高い伸びを牽引した。
シアトルに関しては、5月1日~6日に現地で行われる野球観戦に注目が高まっている。 今、そこでしか見られないモノ、美しい自然を満喫いただける旅先が高い伸びとなる傾向が見受けられた。
国内では、今年も沖縄が不動の1位となった。3月25日より中部から宮古島、福岡から石垣島へ全日空による直行便運航が通年を通じ開始したこともあり、沖縄への国内旅行の需要が更に高まっている。6月には福岡から宮古島、7月には、関西から宮古島、石垣島への季節運航が決まっていることから、今後も引き続き沖縄人気の盛り上がりが期待される。2位にランクインした北海道は、GWに桜の開花が見頃を迎えることから、“この時期にしか見られない春色の北海道”として春の北海道を販促したことが功を奏した。
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