各地でカウントダウン花火開催、イタリア、ドイツ、エジプトが順位上昇!2017-2018年の年末年始に行く海外旅行先ランキング
2017年12月1日 13時09分更新
阪急交通社は、2017年12月31日の宿泊が含まれる海外ツアーの現時点での申込者数を集計し、年末年始に人気の海外旅行先ランキングとして発表した。
年越しそばを食べたり、年末の特番を見たり、初詣をしたり、カウントダウンイベントに行ったりなどが年末年始における日本国内での定番となっているが、他の国では一味違った年末年始のイベントが開催されるため、日本とはまた違った体験ができるかもしれない。
■2017-2018年 年末年始の海外旅行先ランキング
1位 台湾(前年と同位)
2位 イタリア(前年から4位アップ)
3位 ドイツ(前年から10位アップ)
4位 スペイン(前年と同位)
5位 中国(前年から3位ダウン)
6位 ベトナム(前年から3位ダウン)
7位 エジプト(前年から8位アップ)
8位 シンガポール(前年と同位)
9位 ハワイ(米国)(前年から4位ダウン)
10位 香港(前年から3位ダウン)
1位 台湾(前年と同位)
台湾では、旧正月である1月下旬~2月にお正月を迎えるため、日本のように年末年始の休暇は長くない。しかし、大晦日にはたくさんのイベントが行われており、お祝いムードを存分に味わうことができる。
最も有名なカウントダウンイベントは、台北101の花火。高層階から放たれる花火は圧巻で、日本の打上花火とはまた違った魅力がある。また、各地でカウントダウンライブも行われており、こちらは誰でも無料で観覧することができる。ライブの模様はインターネットで生中継されるので、人混みを避けたいという方はホテルなどでゆっくり過ごすのもいいかもしれない。
2位 イタリア(前年から4位アップ)
イタリアのクリスマスは家族で厳かに過ごすことが一般的だが、大晦日は恋人や友達とパーティーをするなど、華やかな雰囲気で盛り上がる。各地でカウントダウンライブなどのイベントが行われるのはもちろん、大晦日の夜には街中のいたるところで爆竹や花火が鳴り響き、新年をお祝いする。元旦は基本、どこのショップもやっていないが、2日からは営業しているため、ショッピングを楽しむこともできる。
3位 ドイツ(前年から10位アップ)
ドイツの大晦日は、各地で大小さまざまなカウントダウンイベントが開催される。観光スポットとして人気のベルリンのブランデンブルグ門では、特設ステージでライブが行われ、その模様がテレビ中継される。ドイツビールやソーセージの屋台も登場し、お祭りのような盛り上がりを見せる。また、ドイツの大晦日に欠かせないのは花火と爆竹。街中のいたるところで打ち上げられているため、派手に盛り上がって新年を迎えたい人にぴったりの国だと言える。
4位 スペイン(前年と同位)
スペインのクリスマスは12月24日から1月6日まで続くため、大晦日はクリスマスの雰囲気が漂うなかでカウントダウンイベントが行われる。中でも、マドリッドのソル広場は入場規制がかかるほどの人で賑わい、0時に打ち鳴らされる鐘で新年をお祝いする。
日本には、そばを食べて年越しをする習慣があるが、スペインでは0時の鐘に合わせて12粒のブドウを食べると幸せになれるというならわしがある。
5位 中国(前年から3位ダウン)
中国では旧正月(春節)を盛大にお祝いするため、12月31日の大晦日はいつもとさほど変わらない。カウントダウンイベントなどはあまり行われないため、お正月ムードを期待して行くと拍子抜けしてしまうかもしれない。ただ、中国では旧正月を迎える時期(1月~2月)までクリスマスの飾りつけがそのままにされるため、年末年始もイルミネーションなどを楽しむことができる。
6位 ベトナム(前年から3位ダウン)
ベトナムも中国などと同じく旧正月をお祝いする習慣があるが、最近では12月31日の大晦日も花火などで新年を祝う。ホーチミンのメインストリートは、屋台でお酒を飲みながら談笑する人などで大変混雑し、歩くのもままならない状態になる。日本では考えられないような大音量で音楽を流したり、その曲に合わせて道路で踊る人がいたりと、ベトナムのお正月ならではの雰囲気を味わえる。
7位 エジプト(前年から8位アップ)
ピラミッドや神殿など古代エジプトの遺跡、ナイル川クルーズでの船旅が楽しめるエジプト。お国柄、急な変更は多々あるが、場所によっては花火やライトアップなども行っているようで、首都カイロでは花火をはじめ、お祭り騒ぎなどがカウントダウン時に行われることも。情勢不安など外的な要因が以前より安定してきており、比較的参加しやすくなったことが前年からアップした要因と推測される。
8位 シンガポール(前年と同位)
シンガポールの年越しといえば、マリーナベイのカウントダウン花火。0時から打ち上げられる花火は、マリーナベイエリアやマーライオンパークで観覧するのが定番。混雑は避けられないため、早めに場所取りをしなければならないが、周辺ではさまざまなイベントが行われており、ニューイヤームードを味わうことができる。
また、元旦は多くの店舗が通常営業しており、交通機関も動いているため問題なく観光することができる。
9位 ハワイ(米国)(前年から4位ダウン)
ハワイでは爆竹と花火を鳴らして新年をお祝いすることが定番となっており、大晦日の夜には街中に花火の音と煙が充満する。日本人の在住者や観光客が非常に多いため、日系のスーパーではお雑煮やおせちの材料、鏡餅などが販売されており、ハワイにいながら日本ならではのお正月を味わうこともできる。また、ロイヤル・ハワイアン・センターやアラモアナセンターでは元旦にセールを行い、福袋を販売するショップもある。
10位 香港(前年から3位ダウン)
香港の年末といえば「ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーションズ」。香港島と九龍半島を結ぶビクトリア・ハーバー周辺から、カウントダウンに合わせてたくさんの花火が打ち上げられ、イルミネーションと共に街全体が彩られます。港に沿って、ザ・リッツ・カールトン香港やザ・ペニンシュラ香港など有名ホテルが立ち並び、部屋によっては室内から花火を楽しむこともできる。
街中では各所でカウントダウンイベントが行われており、高層ビル群のイルミネーションも大迫力。香港の華やかな夜を存分に堪能できる。
さらには、年明けにかけて大規模なセールを行うお店もあるため、ショッピングを楽しみたい人にもおすすめのシーズンといえる。
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