行き先の伸び率1位は千葉県!2017年 秋の訪日旅行 人気上昇都道府県ランキング 

2017年9月26日 14時39分更新


 旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2017年9月15日(金)~10月15日(日)の外国語サイト経由の予約人泊数(=予約人数×泊数)をもとに、「2017年 秋の訪日旅行(インバウンド) 人気上昇都道府県ランキング」を発表した。訪日旅行全体の予約人泊数は、前年同期比+84.1%(約1.8倍)と大きく伸びている。特に今年は、中国の国慶節・中秋節に伴う10月初旬の大型連休が例年より長い8連休で、中国からの予約は+111.5%(約2.1倍)と好調。行き先の都道府県別では、千葉県が伸び率1位となり、予約人泊数順では、東京都・大阪府・沖縄県・京都府といった定番の行き先が上位を占めた。
 
 
■2017年 秋の訪日旅行(インバウンド) 人気上昇都道府県ランキング ※伸び率順
 
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■2017年 秋の訪日旅行(インバウンド) 人気都道府県ランキング ※予約人泊数順
 
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 予約人泊数をベースに、前年同期比の伸び率順に都道府県を順位付けした「2017年 秋の訪日旅行(インバウンド) 人気上昇都道府県ランキング」では、千葉県が1位を獲得した。中でも好調なのは、空の玄関・成田空港を擁する「成田空港・佐倉」エリア、東京ディズニーリゾートを含む「舞浜・浦安・船橋・幕張」エリア、そして両エリアに挟まれた「千葉」エリアで、予約人泊数はいずれも前年同期比の4~5倍に上る。
 
2位の宮崎県では、「高千穂・延岡・日向・高鍋」エリアが最も大きく伸び、成長をけん引している。このエリアには、阿蘇山の火山活動が生んだ神秘的な景観で知られる名勝・天然記念物「高千穂峡」、雲海の名所「国見ヶ丘」、古事記・日本書紀に著された日本の神々ゆかりの「天岩戸神社」や「天安河原」といった観光名所が数多く存在し、訪日観光客にも人気。
 
3位の山形県では、東京都や東北の他5県と連携し、東京―東北を結ぶ観光ルートや観光スポットに関する訪日観光客に向けた情報発信に注力するなかで、さまざまな取り組みを行っている。国別では台湾からの予約者が最多で、県内では「山形・蔵王・天童・上山」エリアが最も大きく伸びている。中でも、新幹線の停車駅である山形駅に近く交通の便がよい宿泊施設、蔵王温泉や天童温泉の宿泊施設が好調。
 
 
■2017年 秋の訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県・人気都道府県ランキング 概要
・集計日: 2017年9月6日(水)
・集計方法: 以下の「宿泊期間」における楽天トラベルの外国語サイト(6言語10サイト)経由の予約人泊数(=予約人数×泊数)を集計。100人泊に満たない都道府県は除く。
・宿泊期間: 2017年9月15日(金)~10月15日(日)
 
 
 

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