中国人の海外旅行先、日本とタイが激しい首位争い!昨年1位の韓国はトップ10入りならず―携程(Ctrip)

2017年9月4日 12時58分更新


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 中国の大手旅行予約サイト・携程(Ctrip)が、今年の国慶節期間の海外旅行先人気ランキングを発表した。同サイトの予測によれば、今年の国慶節期間中に600万人超が海外旅行をする見込みだという。

 日本では、9月に入ると秋の行楽シーズンを迎える。暑さもやわらぎ、9月から11月までなんと毎月3連休があり、この期間を利用して多くの人が小旅行を計画している。日本を上回る観光シーズンが待っているのは中国で、10月1日からの国慶節休暇が今年は8連休になっているようだ。

 同サイトが8月下旬現在でまとめた、中国からのツアー・個人旅行を合わせた予約数に基づく人気の海外旅行先トップ10を発表した。

予約数に基づくアンケート

 1位のタイと2位の日本にはほとんど差がなく、この2カ国が他国を大きく引き離している状況のようだ。

 昨年1位だった韓国は終末高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐって、中国と韓国の関係が冷え込んでいる影響から、一気にトップ10圏外にまで下がったとした。

 中国人観光客から、日本が人気の理由としては、「街がきれいなこと」が挙げられている。道路にごみは落ちておらず「表面的にきれいにできることはすごいことだ」とのこと。実際、留学生などの報告によれば、小さな路地などにはごみが落ちているものの、表面的にきれいなだけでも旅行客を引きつけるには十分だという。
 さらに「日本製品」も外国人にとって大きな魅力となっており中国人の「外国崇拝」の心理に加えて、日本製は質が高くて安いため、買い物を目当てに日本へ行く人が多いとした。
 中韓関係の悪化を背景に、「中国と韓国では互いの国への渡航を取りやめ、日本に行き先を変更する動きが見られた」そうだ。

 また、中国国内旅行については「中国の観光地は入場料の値上げという方法しか知らない」「日本へ行くよりも、国内旅行の方が高い」などの意見もあり、中国国内旅行の環境に不満を抱いているようである。

 記事によれば欧州や東南アジア各国は昨年に比べて予約数を大きく伸ばし、オーストラリア、ニュージーランド、東欧諸国を訪れる予定の人も増えているようだ。また、同サイトを通じて予約された海外旅行の目的地は70カ国あまりに及ぶとのことで、中国人観光客の渡航先が多様化の兆しを見せていることがうかがえる。
 
 
 
 
 

 

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