ベトナム観光スポット、1位は「サイゴン中央郵便局」―フォートラベル
2017年8月17日 13時00分更新
日本最大級の旅行クチコミサイト、フォートラベル社は旅行者のクチコミをもとに満足度の高かった「ベトナム観光」の調査結果を発表した。
インドシナ半島東側の細長いS字型の国ベトナム。山岳地帯、美しい海岸線を持つビーチ、肥沃なメコンデルタなど、観光ポイントとして開発されている所も数多くある。北部のハロン湾、旧ハノイ(タンロン)城跡、中部のチャンパ遺跡のあるミーソン、古い街並みが残るホイアンは世界遺産に登録されており、旅行者にも人気の場所。また最近では、エスニックな雑貨ショッピングとビーチリゾートを楽しむというコンセプトのベトナム旅行が注目を集めている。めまぐるしい勢いで進化するベトナム、西洋とアジアがスタイリッシュに融合する、ベトナムの人気スポットを紹介。
◆ランキング結果
【1位】サイゴン中央郵便局
聖マリア教会の横にあり、建物に入る前からとにかく魅力漫才。実際にここの地名はParisといい、道幅も広く、この街並みを見渡せるように作られたカフェが値段の割にいつも混雑している。
ヨーロッパの駅と例えられることが多いこの郵便局は、1886年から当時ベトナムを統治していたフランス政府によるフランスへの連絡手段として造られたもの。
【2位】サイゴン大教会 (聖母マリア教会)
19世紀末に建てられたレンガ造りの教会。ホーチミン市のシンボル的存在で、市民劇場と同様観光の拠点として支持されている。周辺では毎日のようにウェディングドレスを纏ったベトナム人の新郎新婦が撮影をしている。教会前のマリア像は数年前に涙を流したとして地元のニュースで話題となったこともある。
【3位】
ベトナム戦争を題材にした博物館。年間70万人近い観光客が訪れる。最上階の展示場にある日本人カメラマンの写真展にはベトナム戦争の始めから終りまでを追った写真が展示されている。人々が戦火を逃れる姿や、ベトナム及びアメリカ軍の戦闘中の様子も撮影されて今も残っている。
また、【9位】のホイアンは町全体が世界遺産であり、歴史を遡ってみると日本では徳川家康公の時代から友好を築いている。ホイアンの象徴「日本橋」はベトナム紙幣にも描かれており、日本とベトナムの歴史深さを知ることができる。日本人にとっては古き良き町並みを眺めることができるだろう。
現在のベトナムではヨーグルトを使うデザートのブームが続いていて、ベトナム語で「スアチュア・ネップカム」と呼ばれる赤米とヨーグルトのデザートなども流行っており、その流れでヨーグルトコーヒーも人気を博している。
ヨーグルトコーヒーの発祥は北の古都、ハノイ。スアチュア・ダインダー・ヴォイ・カフェという名で、10年前くらいからベトナムの人たちに親しまれおり、最近『コンカフェ』と呼ばれる、新しいスタイルのおしゃれカフェの定番メニューとしてもブレイク。
ベトナム観光とともに今流行っているヨーグルトコーヒーを試してみてはどうだろうか。