一流の花火師が集まる、国内最高峰「大曲花火大会」が第1位!全国の花火大会ランキング
2017年5月19日 11時51分更新
全国各地で開催される花火大会。その中でも特に有名な花火大会には、地元の人だけでなく、遠方からも多くの観光客が訪れる。
阪急交通社は、昨年度開催された夏の花火大会関連ツアーの申込者数を集計。昨年度の花火大会関連ツアー申込者数ランキングを発表した。
ランキング1位に選ばれたのは、世界で最も質が高い花火が打ち上げられるとも言われる「大曲花火大会」。打ち上げ数の多さに限らず、復興をテーマとしたもの、花火の種類が特殊なもの、花火だけでなく風景も楽しめるものなど、趣向を凝らした大会が選ばれている。
■花火大会申し込み数ランキング
1位 大曲の花火(秋田県大仙市)
2位 ハウステンボスの花火大会(長崎県佐世保市)
3位 長岡花火(新潟県長岡市)
4位 勝毎花火(北海道帯広市)
5位 関門海峡花火大会(山口県下関市、福岡県北九州市)
6位 宮島水中花火大会(広島県廿日市)
7位 びわ湖大花火大会(滋賀県大津市)
8位 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(新潟県柏崎市)
9位 諏訪湖祭湖上花火大会(長野県諏訪市)
10位 隅田川花火大会(東京都台東区)
対象:阪急交通社による2016年7月1日~9月30日開催の花火大会関連ツアー
発着地:発着地問わず
1位 大曲の花火(秋田県大仙市)
全国から一流の花火師たちが集まり日本一を決める、由緒ある花火競技大会。円く大きく花開く伝統的な花火の他、見たことのないような斬新な花火も楽しめる。花火好きでなくとも一生の内一度は見ておくべきと言われる、国内最高峰の花火大会。
2位 ハウステンボスの花火大会(長崎県佐世保市)
九州最大規模の花火が繰り広げられる、ハウステンボスの花火大会。今年の「夏一番花火大会」では、「コシノジュンコ」総合プロデュースによるデザイン花火も楽しめる。「九州一花火大会」は打ち上げ本数22,000発と西日本でも最大級。世界花火師競技大会の決勝戦も開かれる。
3位 長岡花火(新潟県長岡市)
空襲で亡くなった方たちへの慰霊を込めて打ち上げられる、長岡の花火大会。長岡復興応援ソング、長岡にゆかりのある大河ドラマ、映画のテーマ曲といった音楽にのせたスターマインが見もの。
4位 勝毎花火(北海道帯広市)
北海道で最大規模の花火大会。「勝毎(かちまい)」の名前は、1929年より主催している十勝毎日新聞社からとられている。フィナーレの錦冠(花開いた後、下にゆっくり垂れる金色の花火)連発は勝毎花火の代名詞とも言われ、見事な光景を夜空に映し出す。
5位 関門海峡花火大会(山口県下関市、福岡県北九州市)
関門海峡を挟む、山口県下関市と福岡県北九州市門司区が主催。打ち上げも下関側、門司側両方で行われ、ライトアップされた関門橋と花火とのコラボレーションが楽しめる。
6位 宮島水中花火大会(広島県廿日市)
船より投げ入れ、海中で花火を炸裂させる水中花火が見られる宮島水中花火大会。暗闇の中、花火の光が海の中の大鳥居を浮かび上がらせ、写真に残したくなる幻想的な絵を作り上げる。
7位 びわ湖大花火大会(滋賀県大津市)
琵琶湖で打ち上げられる花火大会。開催年ごとに決まったテーマを元に、プロローグから圧巻のフィナーレまで湖上にて繰り広げられる。斜めに傾けた筒から尺玉を打ち上げるワイドスターマインが特に大きな見どころ。
8位 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(新潟県柏崎市)
長岡花火大会、片貝まつりの花火と並んで越後三大花火のひとつで、別名「海の柏崎」とも呼ばれる花火大会。海中空スターマイン、尺玉100発打ちが名物となっている。
9位 諏訪湖祭湖上花火大会(長野県諏訪市)
打ち上げ数(約4万発)、規模ともに全国屈指の諏訪湖祭湖上花火大会。「Kiss of Fire」と呼ばれる、大がかりな仕掛けが施されたスターマイン、全長2kmにも及ぶ大ナイヤガラ瀑布など、大迫力の花火が楽しめる。
10位 隅田川花火大会(東京都台東区)
2017年で第40回を迎える花火大会。江戸時代から始まり日本最古、「鍵屋ー、玉屋ー」という掛け声の発祥とも言われる。第一会場と第二会場に分かれており、合計約22,000発が打ち上げられる。