今年ならではの旅先とその理由とは?H.I.S.「2016年夏休み国内旅行予約動向」
2016年7月13日 14時05分更新
株式会社エイチ・アイ・エスは、夏休み(2016年7月16日~9月30日)の予約状況から、国内旅行動向について調査結果を発表した。
結果は以下の通りとなっている。
■ H.I.S. 夏休み 国内ツアーランキング
今年も昨年同様、一番の人気は沖縄となった。沖縄北部に広がる国内最大級の亜熱帯照葉樹林が、国内33番目の国立公園「やんばる国立公園」に指定されるなど、改めて大自然の宝庫に再注目されたことも要因の一つといえよう。また、夏の期間(2016年7月15日~8月31日)に東京-那覇区間を深夜に運航するギャラクシーフライトへの需要が高く、仕事終わりから出かけることが出来て、現地の滞在時間をたっぷりと有効活用できる利点が周知してきたことが伺える。
2位には九州がランクイン。4月の地震以降、旅行需要が落ち込んだ九州だったが、7月より販売を開始した「九州ふっこう割(九州観光支援交付金)」を適用した商品へのご予約が好調で、ランキングを押し上げる形となった。
3位には北海道がランクイン。レンタカー付きの商品が特に人気で、都市部での滞在だけには留まらず、見頃を迎えるラベンダー畑など自然豊かな近郊へ足を伸ばそうという旅行者が多いようだ。
また、バスツアーのランキングも発表している。
■ H.I.S. 夏休み 国内バスツアーランキング
バスツアーにおいては、関東近県を中心とした予約が多くみられた。手頃な価格で参加できるバスツアーは人気が高く、自分で運転する必要がない分食事の際の飲酒なども楽しむことができ、子供からお年寄りまで気軽に参加できることがバスツアーの利点といえよう。例年人気の旬のフルーツ狩りに加え、今年の夏は猛暑が予想されることもあり、清涼感のある行き先に人気が集まる結果となった。