海外サッカー観戦者が急増!GW期間中、日本人の人気が高かった海外イベントランキング

2016年5月23日 14時08分更新


 世界40カ国以上に展開する、スペインのオンラインチケット売買仲介プラットフォーム「 Ticketbis」 の日本法人であるチケットエクスペリエンス株式会社は、ゴールデンウィーク期間中(4月29日〜5月8日)に開催された国外イベントにおける、チケット国内販売枚数上位10イベントを発表した。
 
 
2016年GW期間中に開催されたイベント(国外)、チケット国内販売枚数TOP10
1. レアルマドリード 対 マンチェスターシティ(サッカー・チャンピオンズリーグ)
2. マンチェスターユナイテッド 対 レスターシティ(サッカー・英プレミアリーグ)
3. チェルシー 対 トッテナム (サッカー・英プレミアリーグ)
4. アーセナル 対 ノーウィッチ (サッカー・英プレミアリーグ)
5. 防弾少年団(BTS)ソウルコンサート2016花様年華 (コンサート・K-POP)
6. 少女時代 Phantasia 台湾公演 (コンサート・K-POP)
7. バルセロナ 対 エスパニョール(サッカー・スペインリーガ)
8. ボルシアドルトムント 対 ヴォルフスブルグ(サッカー・ドイツブンデスリーガ)
9. フランクフルト 対 ボルシアドルトムント(サッカー・ドイツブンデスリーガ)
10. レスターシティ 対 エヴァートン(サッカー・英プレミアリーグ)
 
 
 
 GW期間中、日本人に最も人気が高かった国外イベントはサッカー試合となり、前年と比べ約86%増となった。最人気は、5月4日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝レアルマドリード戦(海外売上の17%)。同様の人気を誇るバルセロナも、昨年チャンピオンズリーグ準決勝に進出し、対バイエルンの試合がGW期間の開催でありながら、日本人の購入は半分以下であった。マドリードの観光戦略にレアルが含まれるのに対して、バルセロナは市民のためのクラブという位置付けであり、こういった背景と今回の結果は無縁ではないのかもしれない。
 続いて、今季プレミアリーグで奇跡の優勝を遂げたレスターシティをホームに迎えたマンチェスターユナイテッドの試合が16%。日本代表岡崎選手の活躍に加え、優勝が懸かった大一番だったことが要因と考えられる。昨年のGW期間中に開催されたマンUのホームゲームと比べ、10倍も多くの日本人観戦者がいたことからレスター旋風ぶりが伺える。
 
 
 イベントの開催国別でみるとランキングに昨年と比べて大きく変化はなかった。その中で、昨年より購入者が大幅に増えているのが、イギリスとスペイン。イギリスは、GW前半にロンドン開催のサッカー試合が多かったことと、レスター旋風によるところが大きい。
 一方、GWの後半に限れば、スペインリーグのサッカー観戦が最多であった。これは、昨年も見られた傾向で、人気のレアルやバルサだけでなく、セビージャ、コルドバ、レアルベティス、レアルソシエダといった地方のクラブのスタジアムへ足を運んだ日本人が15%を占めた。これらのチームの都市は、日本人の7割が訪れると言われるアンダルシア地方や美食の街で有名なサンセバスチャンに本拠地を構えている。観光のついでに「サッカー観戦がどうしてもしたい」というサッカー大好きな日本人観光客が増えていると推測できる。
 
 
2016年GW日本人に人気だった海外イベント開催国TOP5
無題
 
  
 

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