楽天トラベルは、2016年 春の訪日外国人旅行(インバウンド)動向を発表

2016年3月22日 14時36分更新


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 楽天トラベルは、2016年3月19日(土)~5月15日(日)間の予約人泊数をもとに、春の訪日外国人の旅行動向を発表した。

 「楽天トラベル」における春の訪日外国人旅行は、円安やビザ発給要件の緩和を背景に前年同期比+55.4%と伸張しており、大都市を抱える都道府県がランキングのトップ10に入った。中でも沖縄県、福岡県、愛知県は、航空便およびクルーズ船のアクセス拡充などにより、前年の2~5倍まで急増している。

■ 2016年 春の訪日外国人旅行 人気エリアランキング トップ10

1位 東京都
2位 京都府
3位 大阪府
4位 沖縄県
5位 福岡県
6位 北海道
7位 愛知県
8位 神奈川県
9位 岐阜県
10位 山梨県

 また、人気が急上昇した伸び率ランキング1位の茨城県は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「かみね公園」がある日立エリアの宿泊予約が伸びている。2位の埼玉県では、小江戸で知られる川越エリアの新河岸川沿いで春の舟遊などを楽しむ「桜まつり」が開催され、ゴールデンルート外の桜名所に訪日外国人の注目が高まっているようだ。

■ 2016年 春の訪日外国人旅行 伸び率ランキング トップ5

1位 茨城県
2位 埼玉県
3位 福岡県
4位 岩手県
5位 沖縄県

 居住国別では中国・台湾・香港・タイからの宿泊予約数が多い結果となった。特にタイに関しては、タイの旧正月期間中が前年比26.1%増と伸張しており、タイからの入国者数は2014年、2015年ともに前年比で20%以上も増加した。
 その背景には、日・ASEAN友好協力40周年を契機として2013年7月から、15日を超えない短期滞在での活動を目的とするタイ国民が、査証(ビザ)なしで日本に入国できるようになったことが考えられる。

 同期間における、タイからの訪日外国人の人気エリアの上位には、東京都、大阪府、山梨県などが並んだが、いわゆるゴールデンルート以外への流入が見られはじめている。特に急増している地域としては、福岡県の福岡市・太宰府・二日市エリア、大分県の湯布院・湯平エリア、別府エリアがあげられ、九州の温泉地人気の高まりがうかがえる。
  
  

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