今年の学生旅行の流行は「SNS映え」?H.I.S.「2016年学生旅行動向」発表

2016年2月15日 15時59分更新

ベトナム ダナン
ベトナム ダナン

 株式会社エイチ・アイ・エスは、本格的な学生旅行の出発シーズンに先駆け、2016年の学生旅行動向を発表した。

 学生旅行は、ここ数年のトレンドとして大学での友達、中・高での友達、サークル仲間、恋人など同行者を変え複数回旅行に出かける学生が増えてきているようだ。
 価格重視の学生旅でも、年は燃油サーチャージが値下がり基調にあるため、旅行予算もおさえられる傾向にあり、旅行先としては、定番であってもホテルやプランが話題性に富むものであったり、SNS映えするような旅先が選ばれている。

 昨年からの伸び率ランキングでは、1位にベトナムの新しいリゾートとして特に女性に人気の「ダナン」が入り、2位には2016年 1月から成田より直行便が新規就航したことで知られていなくてもったいない国といわれる「ポーランド」や、以下、有名テーマパークのあるアメリカ カリフォルニアの「アナハイム」、新しいリゾートホテルが次々と建設されている「マカオ」などがランクインしている。6位以下のメルボルンやケアンズなど、日本と季節が逆の南半球に位置するオーストラリア各都市の人気が上昇しているのも注目される。ヨーロッパにおいては、フランス同時多発テロでの影響はあるものの、スペイン・イタリア・ドイツは好調に推移しているようだ。

■ 2015年からの伸び率ランキング

1位:ダナン (ベトナム/604%)
2位:ワルシャワ (ポーランド/500%)
3位:アナハイム (アメリカ/417%)
4位:マカオ (マカオ/363%)
5位:ゴールドコースト (オーストラリア/355%)

 また、学生を対象に予約時に指定の写真を撮影し写真加工アプリ「instagram」に#hisgakusei のハッシュタグをつけて投稿することで適用される割引キャンペーン「100個割」も実施しているという。これは、旅行代金の割引額が大きい難易度MAX(★6つ)から、割引額が小さいが気軽に挑戦できる★1つまで、様々な割引が100個あり、今年は最大で旅行代金が最大99%割引になる「旅達人割」を利用する学生も誕生した。
 利用された「100個割」のランキングでも、★5つ~★4つの難易度の高い割引が上位にランクインしており、学生のチャレンジ精神や価格に対するこだわりが感じられる。割引のネーミングや内容もウィットに富んだ学生受けしそうなものばかりで、SNS映えを気にする学生たちの心をくすぐるのだろうか。

■ 100個割利用ランキング

1位:「和割」 (★5/和服にて来店)
2位:「4代目割」 (★4/みんなでランニングダンス)
3位:「GAKUSEI MO O割」 (★4/顔面ペイント)
4位:「筋肉痛がじわりじ割」 (★4つ/来店中空気椅子でやり通す)
5位:「5人ジャー割」 (★4/5人で色違いのジャージで来店)

 学生旅行詳細:http://www.his-j.com/gakusei/
  
  
 

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