大阪市中央区が人気首位に、Airbnbが2016年に訪れるべき16地域を発表

2016年1月12日 11時17分更新


 Airbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ)は、2016年に訪れるべき16の地域を発表した。Airbnbは2015年にAirbnbを利用した4,000万人以上の宿泊客の旅行パターンを分析し、昨年中に人気が急上昇した地域を選定。
 アジアの様々な地域がランキング上位を占め、大阪城といった歴史的な遺産や、商店街、食い倒れ大阪を代表する市場などで人気の大阪市中央区が圧倒的首位となった。

 ランキングは以下の通り。

 ■2016年に訪れるべき16の地域

1位 大阪、中央区(日本) – 7000%増
2位 バンコク、バンランプー(タイ) – 1230%増
3位 クアラルンプール、ブリックフィールズ(マレーシア) – 1200%増
4位 ボルドー、カピュサン(フランス)- 960%増
5位 アテネ、コウカキ(ギリシャ) – 800%増
6位 セビリア、トリアナ(スペイン)- 770%増
7位 ハンブルク、ハンマーブローク(ドイツ) – 415%増
8位 オアフ島、カネオヘ(米国) – 320%増
9位 フォルタレザ、メイレーレス(ブラジル)- 285%増
10位 メキシコシティ、ローマ・スール(メキシコ)- 275%増
11位 ダラス、オークローン(米国)- 260%増
12位 ジョージア州アトランタ、ポンシー=ハイランド(米国)- 240%増
13位 ブダペスト、第7 地区(ハンガリー)- 145%増
14位 バリ島、ブキット半島(インドネシア)- 130%増
15位 メルボルン、リッチモンド(オーストラリア) – 126%増
16位 ブエノスアイレス、コンスティトゥシオン(アルゼンチン)- 125%増
(パーセンテージはAirbnbに登録のあるリスティングに滞在した2014年対2015年ゲスト数の成長率。)

 2016年に訪れるべき16の地域には共通するいくつかのテーマがある。
 ・アート:美術館も依然として人気な一方、例えばメルボルンのリッチモンド地区のように路上アートで有名な地域、そしてメキシコシティのローマ・スールにあるヴァーティゴ・ガレリアのような混在型のギャラリー/パフォーマンス・スペース/ショッピング体験ができる場所が共通して人気だ。
 ・食:世界各地の食への関心は、高級レストランでも露店でも高まっている。手軽で安くておいしい食べ物は、アジアのホーカーセンターから米国のフードトラック、そして中南米のストールまで、人気の屋台として世界中で活況を呈しており、ローカルフードが人気。その一方で価格の高い高級レストランも人気が出てきている。
 ・野外体験:地域の文化に触れるため、入り組んだ路地を散策したり長距離のハイキングに出かけるなどの野外体験も旅行の醍醐味である。テキサス州ダラスのオークローンでケイティ·トレイルをジョギングし、大阪市中央区の裏道を散策し、スペインはセビリアのトリアナでウォーターフロント沿いのベティス通り辺りをぶらつき、旅行者はそれぞれの国や都市の文化に浸るのであろう。
 ・ショッピング:昔ながらのモールも人気だが、地元の職人が集まってユニークな品物を売っている近隣エリアを探索する旅行者も増えている。ブダペストの第7 地区(ハンガリー)、ジョージア州アトランタのポンシー=ハイランドなどがその例である。

大阪市中央区

  
  

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