街の住みここちランキング2024(首都圏版)
2024年5月16日 10時00分更新
•2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している。
•【築地・新富町A】築地・東銀座・築地市場・新富町、【麻布十番A】麻布十番・赤羽橋、【人形町・水天宮A】水天宮前・人形町・浜町、【半蔵門・麹町A】半蔵門・麹町、【有明A】有明・国際展示場・東京ビッグサイト・有明テニスの森、【馬喰町A】小伝馬町・馬喰町・馬喰横山・東日本橋、【後楽園A】後楽園・春日、【赤坂A】赤坂・赤坂見附・溜池山王、【飯田橋・神楽坂A】飯田橋・神楽坂・牛込神楽坂【代々木A】南新宿・代々木、【戸越A】戸越・戸越銀座、【代々木公園A】代々木公園・代々木八幡、【東池袋A】都電雑司ヶ谷・東池袋・東池袋四丁目
•評点は、今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である:0点とした場合の平均値だ。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものだ。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。
•「住みここち(駅)ランキング」は、駅徒歩15分以内に居住している回答者が30名以上の駅を、「住みここち(自治体)ランキング」は回答者50名以上の自治体を対象に集計している。
•「住みここちランキング」は、2020~2024年の5年分の回答を累積して集計している。ただし、各集計対象の自治体・駅の人数が2020~2024年の累計人数では規定に満たない駅・自治体(駅は回答者数30名未満、自治体は回答者数50名未満)に居住している回答者のみ2019年の回答も累積している。なお、回答者に重複はあらない。
•「住みここち(駅)ランキング」の昨年の順位が「-」となっている駅は、昨年の累計回答者数が30名未満だったため、ランキングの集計対象外だった。
■住みここち(駅)トップは、4年連続でみなとみらい
1位は4年連続で、横浜市西区に位置するみなとみらい(みなとみらい線)で、唯一偏差値90台の極めて高い評価を得ている。2位は、2年連続で東京都世田谷区に位置する松原(東急世田谷線)だ。3位は、2年連続で築地・東銀座・築地市場・新富町の近隣4駅を統合した築地・新富町Aだ。トップ10内では、昨年は累計回答数が30名未満だったためランキング集計対象外だった、神奈川県藤沢市に位置する片瀬江ノ島(小田急江ノ島線)が4位にランクインしている。また、6位に横浜市都筑区に位置するセンター北(ブルーライン)(昨年11位)、9位に東京都文京区に位置する茗荷谷(東京メトロ丸ノ内線)(昨年21位)がランクインしている。
■住みここち(自治体)トップは、6年連続で東京都中央区
1位は6年連続で東京都中央区で、唯一偏差値70台の高い評価を得ている。2位も、6年連続で東京都文京区だ。3位は、昨年4位だった東京都港区だ。トップ10内では、9位の神奈川県横浜市西区が昨年12位から順位を上げてランクインしている。
■住みここち(駅)因子別では、「賑わい」因子評価の高い駅が上位
トップ10内には、「賑わい」因子の評価が高い駅が多くランクインしており、上位10駅のうち半数の5駅が「賑わい」因子でもトップ10に入る評価を得ている。そのため、日常使いしやすいスーパー・量販店、コンビニなどの充実度よりも、飲食店・大規模商業施設などの充実度が住みここちの評価に繋がっている傾向があるようだ。
■住みここち(自治体)因子別では、「賑わい」「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」因子評価の高い街が上位
トップ10内には、「賑わい」因子の評価が高い自治体が多くランクインしており、トップ10の自治体のうち7自治体が「賑わい」因子でも10位以内に入っている。また、トップ10の自治体は、「交通利便性」「行政サービス」「親しみやすさ」因子でも評価が高くなっている。
街の住みここちランキング2024<首都圏版>駅TOP20・自治体TOP20
●駅TOP10には、新たに3駅(4位:片瀬江ノ島・6位:センター北・9位:茗荷谷)がランクインしている。1位のみなとみらいは、「行政サービス」「賑わい」因子で1位、「親しみやすさ」因子で4位の評価を得ている。
●自治体TOP10は、新たに神奈川県横浜市西区(9位)がランクインしている。1位の東京都中央区は、「交通利便性」「親しみやすさ」因子で1位、「賑わい」因子で2位の評価を得ている。
TOP20外の駅 因子別順位トピックス
●生活利便性の1位は赤羽岩淵(東京メトロ南北線)、2位は赤羽(JR京浜東北線)、3位は川崎A(JR東海道本線)だった。
●交通利便性の1位は信濃町(JR中央線)、2位は泉岳寺(都営浅草線)、3位は東池袋A(東京メトロ有楽町線)だった。
●静かさ治安の1位ははるひ野(小田急多摩線)、2位はこどもの国(東急こどもの国線)、3位は大磯(JR東海道本線)だった。
●親しみやすさの3位は、戸越A(都営浅草線)だった。
●物価家賃の1位は武蔵引田(JR五日市線)、2位は東毛呂(東武越生線)、3位は大塚・帝京大学(多摩都市モノレール)だった。
●防災の1位は、はるひ野(小田急多摩線)、2位は、印西牧の原(北総線)、3位は千葉ニュータウン中央(北総線)だった。
•「住みここち(駅)ランキング」の昨年の順位が「-」となっている駅は、昨年の累計回答者数が30名未満だったため、ランキングの集計対象外だった。
•因子別の順位で、偏差値が50未満の場合は「-」と表示している。
街の住みここちランキング2024<首都圏版>駅(住居形態・世帯年収別)TOP20
●持ち家と賃貸の比較では、昨年に引き続き持ち家居住者のほうが全体的に評点が高く満足度が高いという評価となっている。
●持ち家の1位は唯一偏差値80台で、昨年に引き続き神奈川県横浜市西区に位置するみなとみらいだ。2位は神奈川県横浜市中区に位置する元町・中華街で、トップ2はみなとみらい線の駅という結果になっている。トップ10内では、6位に神奈川県横浜市都筑区に位置するセンター北(昨年14位)、7位に人形町・水天宮A(水天宮前・人形町・浜町の近隣3駅を統合)(昨年13位)、9位に東京都江東区に位置する越中島(昨年22位)、10位に東京都文京区に位置する本駒込(昨年25位)が、それぞれ順位を上げてランクインしている。
●賃貸の1位は、東京都港区に位置する「住みここち(駅)」で5位の表参道だ。トップ10内では、9位に千駄木(昨年12位)、10位に茗荷谷(昨年19位)が、それぞれ順位を上げてランクインしている。
●世帯年収1,000万円以上では、「住みここち(駅)」でも1位のみなとみらいが昨年に引き続き1位で、偏差値80台の高い評価を得ている。トップ10内では、7位に「住みここち(駅)」で6位のセンター北(昨年11位)、8位に東京都文京区に位置する千駄木(昨年15位)が順位を上げてランクインしている。
●世帯年収600万円未満では、1位は神奈川県藤沢市に位置する鵠沼海岸で、唯一偏差値80台の高い評価を得ている。2位は東京都港区に位置する白金台(昨年4位)、3位は東京都文京区に位置する茗荷谷(昨年15位)でそれぞれ昨年から順位を上げてトップ3入りしている。トップ10内では、5位に人形町・水天宮A(水天宮前・人形町・浜町の近隣3駅を統合)(昨年20位)、8位に東京都新宿区に位置する新宿御苑前(昨年12位)、10位には東京都文京区に位置する本駒込(昨年25位)が、昨年から順位を上げてランクインしている。
•住居形態・世帯年収別のランキング(駅)では、回答者が20名以上の駅を対象として集計している。
•昨年の順位が「-」となっている駅は、昨年の累計回答者数が20名未満だったため、ランキングの集計対象外だった。
街の住みここちランキング2024<首都圏版>自治体(住居形態・世帯年収別)TOP20
●持ち家では、「住みここち(自治体)」と同じ3自治体(東京都中央区・文京区・港区)がトップ3となっている。トップ10内には、東京都の他、千葉県、神奈川県、埼玉県の首都圏の各街がランクインしている。
●賃貸でも、「住みここち(自治体)」で1位の東京都中央区が1位だ。トップ5は、全て東京都の自治体が並ぶ結果となっている。トップ20では、鎌倉市が昨年31位から順位を上げて17位にランクインしている。
●世帯年収1,000万円以上では、「住みここち(自治体)」で9位の神奈川県横浜市西区が昨年2位から順位を上げて1位だ。5位には、「住みここち(自治体)」でも5位の千葉県浦安市が昨年9位から順位を上げてランクインしている。
●世帯年収600万円未満では、「住みここち(自治体)」で2位の東京都文京区が1位だ。2位は、「住みここち(自治体)」で5位の千葉県浦安市が昨年5位から順位を上げた。東京23区以外の街(武蔵野市・三鷹市・国立市・小金井市)や、神奈川県の鎌倉・湘南エリアの街(三浦郡葉山町・鎌倉市)など都心から少し離れた郊外の自然豊かな街に対する満足度が昨年に引き続き高い傾向にある。
・いい部屋ネット「街の住みここちランキング2024<首都圏版>」