「いい部屋ネット街の住みここち沿線ランキング」関西TOPは阪急甲陽線—大東建託
2020年2月14日 10時00分更新
大東建託株式会社は、首都圏・関西の253沿線居住の125,392名を対象に、居住満足度調査としては過去にない大規模な本格調査を実施し、過去最大級の沿線ランキング「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2019<首都圏版>」※1 「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2019<関西版>」として集計した。
※1 山手線内側・中央・千代田・港区・郊外沿線の一部除く(対象沿線数:29沿線、対象回答者数:8721名)
■首都圏TOPは「みなとみらい線」、関西TOPは「阪急甲陽線」
■首都圏:総評
●沿線ランキング上位は人気沿線が中心
ランキング上位には、都心や横浜へのアクセスが良く、人気があると言われている東横線・井の頭線・中央線・田園都市線などがランクインしているが、目黒線・世田谷線・ブルーラインといった沿線もランクインしている。みなとみらい線が1位になっており、住みたい街としてよくあげられる横浜のイメージと合致する。
●東急は5沿線がトップ10以内にランクイン
鉄道会社別にみると、いわゆる城南北区の東急5沿線がトップ10位内にランクイン。
●住みここち(因子別)は、イメージ、生活利便性が高い評価を得ている沿線が上位にランクイン
トップ10の半数以上は、イメージや生活利便性が60以上の高い偏差値を獲得。一方で、物価や家賃の安さはあまり重視されていないようだ。
●東京都中心部の住みここちは圧倒的
今回、ランキングの集計からは除外しているが、山手線の内側と千代田区・中央区・港区の評価は非常に高くなっている。ただし、このエリアは鉄道駅が密集しており、日本全国で見ても特殊なエリアと言える。
■関西:総評
●沿線ランキング上位は、神戸・西宮、天六、千里・北摂エリア
トップ3はいずれも大阪や神戸へのアクセスが良く、静かな住宅地の多い沿線となっている。しかし、大阪市内の天六エリアもランクインしており、静かさと生活利便性のどちらかを評価する傾向があるようだ。
●阪急5沿線がトップ10以内にランクイン
鉄道会社別にみると、阪急5沿線がトップ10位内にランクインしている。また1~3位は西宮市内の沿線となっており、西宮市の評価が非常に高くなっている点が注目される。
●住みここち(因子別)は、イメージ、親しみやすさなどの評価が高い沿線が上位にランクイン
上位沿線のイメージや行政サービス、親しみやすさや交通利便性の評価は、非常に高くなっている。また、首都圏と比べて、親しみやすさや行政サービスの評価が高く、首都圏とは違った住みここち評価となっている。