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　2月24日、オリコンは顧客満足度ランキング「ハウスメーカー（注文住宅）」部門を発表した。

　総合満足度1位には輸入住宅メーカーである「スウェーデンハウス」が輝いた。項目別では「オープンハウスやモデルルームの充実度」「営業スタッフの対応」「付帯サービスの充実度」「設備・内装の質の高さ」「施工担当者の対応の良さ」の5項目で1位を獲得しただけでなく、6項目で2位を獲得するなど、あらゆる面で評価されている。スウェーデンハウスの担当者は「企業理念である「資産としての価値が持続する家づくり」をお届けすることにより、顧客満足に繋がる事と考えて取り組んでいます」とコメントしている。

　総合2位は旭化成ホームズ（ヘーベルハウス）。こちらは「商品の性能の良さ」「アフターケアの充実度」「会社の信頼性」の3項目で1位を獲得。3位は「積水ハウス」で「商品情報のわかりやすさ」「商品のラインナップの豊富さ」の項目で1位になっている。

　特徴的なのは上位3社がいずれも「金額の妥当性」の項目でベスト10外という結果になっている点だ。住宅は一生に一度の買い物だけに、家選びからアフターケアに至るまでの一連の重視項目の方が、金額よりもトータルな顧客満足度にながることが読み取れる調査となっている。実際上位3社もこれら一連の項目でいずれも高く評価されているようだ。
　また「旭化成ホームズ」の「築年数別」ランキングでは築年数が増すほど顧客満足度が上昇する傾向も見て取ることができ、家を建てる前もそうだが、建てた後こそ重要というユーザー視点も調査から読み取れるとオリコンは指摘している。

　調査は過去10年以内に新築した注文戸建住宅に在住しており、かつハウスメーカー／工務店の選定に関与した25歳以上の男女を対象に行われ、手法はWebアンケート、期間は2014年12月5日から8日にかけてとなっている。回答者数は5,000サンプル。