スマートハウス、利用者の9割以上が満足と回答
2014年7月29日 10時12分更新
・スマートハウスを「知っている」と答えた人は161人(15.1%)
・利用者の90%以上が満足していると回答
・「生活の費用が抑えれる」他、「災害時」のメリットも大きいとの評価
NTTコム リサーチは太陽光発電にエネルギーの流れを可視化する装置や蓄電池などを組み合わせたスマートハウスに関する調査結果を発表した。
全体1,066人のうち、スマートハウスを「知っている」と答えた人は161人(15.1%)、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」人は563人(52.8%)、「聞いたことがなく、知らない」人は342人(32.1%)だった。
スマートハウスの電力などにかかわるサービスに満足しているか聞いたところ、90%以上が、満足していると答えている。理由を聞いたところ、「エコで料金も抑えられるから」、「オール電化の家で、消費や太陽光の売電など詳しく分かり、照明1つでもハッキリ可視化できるので節電意識を高めてくれる」「数値として使用料が見えるようになって、去年より電気を使ってるななど、意識して節電を心がけたりするようになった」などの意見があった。
今後の利用意向について「知っている」と回答して人に聞いたところ、「住んでみたいと強く思う」46人(28.6%)、「候補には入ってくると思う」72人(44.7%)と高い評価を受けている。
またその理由として、「太陽光発電にも興味あるしエネルギーを管理して使いすぎ無駄を省いた生活が理想」「今後家を建てる時に、日々の生活の費用が抑えれるような家にしたいから」といった声に加え、「災害時(スマートハウスの電力が)働けば助かる可能性がアップする」といった声があがるなど、節約のみならず、非常時への対策およびメリットもその評価の背景にあるようだ。
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