絶景ローカル線ランキング1位は、福島~新潟を結ぶ「JR只見線」
2023年3月9日 12時12分更新
株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」 は、みんなのランキング第42回「絶景ローカル線ランキング」のトップ10を発表した。
このランキングは、生活ガイド.com運営事務局が厳選した全国にある絶景ローカル線の中から、移り行く車窓を眺めながら旅をしたいと思う「絶景ローカル線」を生活ガイド.com会員に投票してもらい決定したもの。
第1位 JR只見線
今回1位になったのは、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ路線「JR只見線」だった。
第1只見川橋梁ビューポイント(写真:奥会津郷土写真家 星賢孝)
只見川に沿って走る絶景列車で、全国でも屈指の秘境路線です。雄大な山々の秋の紅葉と冬景色は人気が高く、心を鷲掴みにされる人も多いのだとか。特に只見川第1橋梁は高さも相まってスリルもあり、ドキドキと広大な景色の両方が堪能できる。
「JR只見線」を選んだ方からは「福島県民です。只見線は自慢のローカル線です。」(50代男性)、「もう50年前に、一度行ったことがあります。すばらしい絶景をもう一度経験してみたいと思います。」(70代女性)などのコメントがあった。
只見線の観光情報やイベント等は「只見線ポータルサイト」から確認できる。
第2位(同点) 三陸鉄道リアス線
2位になったのは、岩手県の三陸海岸沿いを走る「三陸鉄道リアス線」。
車窓からみえる三陸のリアス海岸の風景は美しく、中でも大沢橋梁は絶景ポイントとしても有名だ。また、土日にはプレミアムランチ列車が運行されていて、景色と食事が同時に楽しめる。冬には名物のこたつ列車も運行しているので、家族や友人と、冬景色もぬくぬく温まりながら楽しめそうだ。
第2位(同点) JR釧網本線
同点で2位になったのは、網走市にある網走駅と釧路市の東釧路駅と結ぶ「JR釧網本線」。
北海道の3つの国立公園の大自然を巡り、車窓からみえる釧路湿原やオホーツク海の流氷を眺めることが出来るローカル列車で、冬限定で「流氷物語号」も運行している。また途中の北浜駅の展望台からは、流氷や白化粧した知床連山を楽しむことができ、冬の北海道を大満喫できる。
第4位(同点) 大井川鐵道
4位は「大井川鐡道」だった。
「大井川鐡道」は、金谷駅から井川駅まで大井川に沿って運行されている路線。日本で初めてSLの動態保存を始めた鉄道で、今でもほぼ毎日SLが運行されている。大井川沿いの渓谷を縫うように走るSLは、乗っているだけで旅情をかきたてられる。”きかんしゃトーマス”とのコラボも行っており、お子さんと一緒に楽しめるのも魅力的だ。
第4位(同点) JR小海線
同点で4位になったのは、山梨県の小淵沢駅と長野県の小諸駅を結ぶ「JR小海線」。
全長78.9㎞の路線で、標高1,000m以上の野辺山高原を走り、日本で一番標高の高い「野辺山駅」がある路線だ。別名「八ヶ岳高原線」とも呼ばれ、車窓からは高原野菜畑、田園風景、千曲川の清流や雄大な南アルプスを見ることができ、眺めているだけでも飽きない。
【調査概要】
株式会社ウェイブダッシュによる調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022/12/13〜2023/1/17
調査対象:生活ガイド.com会員10代~80代の男女名
みんなのランキング第42回「絶景ローカル線ランキング」結果発表はこちら
https://www.seikatsu-guide.com/rank_minna/result/42