旅行体験の発信先はFacebook、Twitterがメイン、発信形態は「画像」が9割以上

2015年10月28日 16時38分更新


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 JTB総合研究所は「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2015)」を実施し、その結果を発表した。

 調査は生活者の日常、および旅行の場面でのスマートフォンの利用実態について調べたものとなっている。首都圏、名古屋圏、大阪圏に住む18歳から69歳までの男女10,000名を対象にまずスクリーニング調査を行い、その中からスマートフォンを利用している、過去1年以内に1回以上の旅行(日帰りも含める)をしたことがある1,030名を対象に実施された。調査手法はインターネットアンケート、調査期間は2015年9月24日~9月26日。

 それによると、スマートフォンを利用した旅行商品の予約や購入をしたことがある回答した人はは2年連続で増加し、32.6%となった。2013年では19.4%だったため、2年で13.2%増加したこととなる。性年代別でみると29歳以下と30代女性で47.6%と最も多い結果となっており、購入した商品では「宿泊施設(17.3%)」で、「国内ツアー(10.3%)」「レストラン(5.7%)」「飛行機(5.5%)」と続いている。
 性年代別では、30代男性は宿泊施設やレストランの予約や購入が多く、29歳以下女性では宿泊施設やイベント、コンサートなどのチケット、レンタカーなども比較的高い結果となった。

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 自身の旅行体験の主な発信先としてはFacebookが64.0%で3年連続で1位となった。2位はTwitterで43.1%、3位はmixiで20.0%と続く。またInstagramやYouTubeも昨年から10%伸びてきており、Instagramは15.1%、YouTubeが11.5%と普及しつつあることが分かる。発信形態としては「写真・画像」が93.4%と圧倒的。唯一「チェックイン」のみが数字を落としてしまっている。

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 また発信形態として「写真・画像」が主な手段となっている中、SNSなどで“いいな”と思う旅行やレジャーに関する写真を選んでもらった結果について、コレスポンデンス分析を用いて性年代と好む写真との関係をみてみたところ、若い女性は何かを体験している写真やキャラクター、40代女性は海外のリゾート、50~60代女性は土産物、若い男性はスポーツや祭り、40代~60代の男
性は音楽や電車などを好む傾向があることが判明したとしている。

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 旅行中の交通機関でのスマホ利用については、「普段と変わらない」と回答した人がプライベート旅行では46.6%、ビジネス旅行では64.3%と多くの人は利用スタイルは普段と変わらないようだ。。プライベート旅行に関しては「その旅行に関連した利用」も 44.7%と比較的多くなっており、他の主な用途としては「メールのチェック」「チャットアプリでのやり取り」「ニュースを読む」「ポータルサイトでの情報検索」などが上位にあがった。
 またビジネス旅行では、ニュースを読んだり、電話をしたり、といった行動も比較的多くなっている。

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 旅行中の交通機関内で有料でも使いたいサービスについて尋ねたところ、プライベート旅行では「充電用の電源」が6.3%で1位に。2位は「Wi-Fi」で3.6%、3位は「旅行先での乗り換え案内」で2.2%と、いずれも有料でも使いたいというサービスは少なくなっている。一方で音楽、映画、ゲーム配信については半数以上が必要ないと回答しており、旅行先でそうしたコンテンツを楽しみたいという人はやはり少数のようだ。
 ビジネス旅行では有料でも使いたいサービスの1位は「Wi-Fi」が10.9%。次いで「充電用の電源」で9.7%でいずれもプライベート旅行よりもやや割合が高い傾向となった。

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