恐竜を楽しめる博物館ランキング、1位はやはり国立科学博物館

2014年7月20日 14時18分更新


・1位は国立科学博物館(東京都台東区)が受賞
・全国18道県で恐竜の化石が発掘された日本では、発掘体験ができる施設なども人気

 
 
 日本経済新聞は恐竜や古代の貝、哺乳類などの化石を家族で楽しめる施設ベスト10を発表した。

 1位はやはり国立科学博物館(東京都台東区)。400万点を超える収蔵品を保管する国立唯一の総合科学博物館であり、ティラノサウルスやその捕食対象とされるトリケラトプスの展示はもちろん、「何度行っても何か発見がある」と人気。

 2位は北九州市立いのちのたび博物館(北九州市)。ジュラ紀に続く白亜紀の北部九州を再現した360度体感型のジオラマでは福岡県で発見されたワキノサトウリュウなどの恐竜ロボットが展示されるなど、タイムスリップしたかのような体験が人気。

 3位は福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)がランクイン。「圧倒的な規模で大人も子どもも1日では足りないくらい楽しめる」ほか、化石の一部は持ち帰れることもあるようだ。

 以下は4位群馬県立自然史博物館(群馬県冨岡市)、5位ミュージアムパーク茨城県自然博物館(茨城県坂東市) 、6位御船町恐竜博物館(熊本県御船町)、7位神奈川県立生命の星・地球博物館(神奈川県小田原市)、8位いわき市アンモナイトセンター(福島県いわき市)、9位天草市立御所浦白亜紀資料館(熊本県天草市)、10位豊橋市自然史博物館(愛知県豊橋市)と続く。

 意外にも日本では1978年以来、岩手県のほか、福井、熊本など18道県で恐竜の化石が発掘されている。3位の福井県立恐竜博物館など発掘現場近くにある施設では研究者のような発掘体験もできる。ランキング以外にも全国各地に楽しめる施設が大小あるようだ。また恐竜に関しては昨今も新しい事実が判明している。まだまだ未知が広がる時代を感じてみるのもおもしろそうだ。

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