人気のキャンプ場、東日本は北軽井沢スウィートグラス、西日本では伊勢志摩エバーグレーズが1位に
2014年7月3日 15時24分更新
・東日本は、北軽井沢が1位、2位に富士吉田がランクイン
・西日本は、伊勢志摩が1位、3位と人気を博す
日経新聞は夏休みを控え、手ぶらで行けて地元のこだわり食材などを楽しめる人気キャンプ場をランキング形式では発表した。
東日本エリアの1位は北軽井沢スウィートグラス(群馬県長野原町)。草原のテントサイト、ツリーハウスや移動式テント「ティピ」など個性的な宿泊施設がそろうほか、レンタル品の数が豊富で初心者への配慮が細やか。ペット連れで楽しめる点も人気のようだ。
続く2位は「とってもおしゃれで初心者や女性に最適」なPICA富士吉田(山梨県富士吉田市)、3位は「専門業者がレンタル業務を請け負っており、食材やサービスのレベルが高い」という評価を得て、東京の若洲海浜公園キャンプ場(東京都江東区)が入った。
続いて4位にキャンプ・アンド・キャビンズ那須高原(栃木県那須町)、5位赤城山オートキャンプ場(群馬県前橋市)、6位オーキャン宝島(栃木県塩谷町)、7位戸隠キャンプ場(長野市)がランクインした。
西日本エリアの1位は伊勢志摩エバーグレーズ(三重県志摩市)。伊勢志摩国立公園内に2004年にオープンした高級感あふれる米国スタイルのキャンプ場だ。缶ビールを鶏の腹に入れて焼く「ビアカンチキン」など米国風バーベキューが味わえる。2位は歌瀬キャンプ場(熊本県山都町)。初心者向けのダッチオーブン教室や石窯ピザ体験などイベントが人気。3位は志摩オートキャンプ場(三重県志摩市)。徒歩3分で海水浴やシーカヤックなどが楽しめる。
続いて4位はキャンプinn海山(三重県紀北町)、5位六呂師高原温泉キャンプグランド(福井県勝山市)、6位CAMPERS-INN チロリン村キャンプグランド(岡山県吉備中央町)、7位西脇市日本のへそ日時計の丘公園オートキャンプ場(兵庫県西脇市)がランクイン。
上位にはテントサイトのほか、清潔でホテルのような豪華なコテージなどに宿泊できる施設が目立つ。快適さに加え、食やアクティビティーの充実度など楽しむポイントが多い。
西日本では三重県の施設が3カ所も上位にランキング。関西だけではなく東海や関東からも訪れやすいという地の利がある上に、高速道路が延びて集客力が高まった。県内の各キャンプ場が連携して全体として集客に力を入れる取り組みも活発だ。
手軽にキャンプを楽しめるのは女性や子ども連れにとってもありがたい。加えて地域の特産物のバーベキューなども楽しめるのであれば、家族の新しいレジャーとして人気が出てくるかもしれない。
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