航空券・ホテルともにホノルルが1位に、2014年夏休みインターネット予約海外人気都市ランキング

2014年6月16日 12時21分更新

・海外航空券、海外ホテルともに第1位は「ホノルル」
・羽田発着枠拡大でロンドン、パリも上位にランクイン

 
 
 株式会社i.JTBは2014年度の夏休み期間(7月15日~8月31日出発)の海外航空券及び海外ホテルのインターネット予約状況をまとめて発表した。

 2014年度のゴールデンウィークは飛び石連休の影響もあり、海外旅行よりも国内旅行の需要が全体的に多い傾向にあったが、夏休みに関しては、夏のボーナスの支給状況の見通しが良いこともあり前年同期に比べ海外旅行の予約数が全体で1割増となっているようだ。
 海外航空券のランキングトップ10には、ソウル、上海、台北など近距離のアジア・中国の5都市、昨年6位から3位に浮上したロンドンなど遠距離のヨーロッパの2都市、ハワイ、ミクロネシア、アメリカのそれぞれ1都市がランクインした。

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 昨年のランキングから大きく上昇したロンドン、パリについては、3月30日の羽田空港の昼間時間帯の発着枠が拡大し、供給座席量が増えたことに加え、出発時間の選択の幅が増えたことが利用者の増加につながっているようだ。

 羽田空港の発着枠拡大は、訪日外国人の増加のみならず、海外渡航者の増加にもつながっている。24時間発着可能な羽田空港の存在価値がますます高まっている。成田空港と比べても利便性は圧倒的に羽田空港に分がある。そろそ棲み分けも必要になってくる時期かもしれない。

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