2014年日本自動車保険事故対応満足度、AIUが6年連続1位に

2014年8月10日 10時00分更新


・AIUが事故対応満足度、6年連続で第1位

・事故対応後の顧客の継続契約率は88%。満足度の高低は継続契約率に大きなインパクト

 
 
 J.D.パワーは2014年日本自動車保険事故対応満足度調査の結果を発表した。

 それによるとAIUは総合満足度スコア719ポイントを獲得し、6年連続で第1位となった。AIUは「事故受付体制」「事故対応担当者」「調査/認定結果」「保険金支払」の4つのファクターで業界トップとなった。2位はアメリカンホーム(695ポイント)、3位は同率680ポイントで富士火災、損保ジャパンとなった。
 対してチューリッヒ、アクサなどTVCM等でもよく目にする企業の一部に満足度が低い結果もあった。

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 また事故対応後、継続して同じ保険会社で契約している割合は業界全体で88%となった。事故対応満足度が800点以上の高い満足層の顧客が事故対応後も継続契約している割合は93%であるのに対し、500点未満の低満足層の顧客の継続契約率は73%に過ぎなかった。損害保険会社の事故対応力は顧客維持に大きなインパクトを与えているといえる。

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 自動車保険にはお世話になりたくないもの。とはいえ、万が一の場合にしっかりと対応してもらえれば、保険者にとっては不安のなかの一筋の光にもなりうる。加入時のTVCM等も重要だが、それよりもフォロー時(事故時)にしっかりと力を入れてもらいたい。

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