好きな屋台の食べ物は?―LINEリサーチ
2022年7月8日 10時00分更新
LINEリサーチが運営する調査メディア『リサーチノート』は、10~60代の男女を対象に「好きな屋台の食べ物」について調査と、7月25日の「かき氷の日」にちなんで「屋台やそれ以外の場所などで普段かき氷を食べるか」について調査し、その結果を発表した。
1.好きな屋台の食べ物、全体のTOP2は「たこ焼き」「焼きそば」
飲み物は除いて、夏祭りなどの屋台で売っている食べ物の中で好きなものを聞いた。
全体のTOP2は「たこ焼き」「焼きそば」で、どちらも5割台と高い割合。
3位以降は「お好み焼き / モダン焼き / 広島焼」「やきとり」「からあげ / フライドチキン」「かき氷」「フランクフルト」がいずれも3割台で続く。
上位は食べ応えのある食事系がランクイン。スイーツ系では「かき氷」が人気のようだ。
年代別では1位に違いがみられ、10代のTOPは「焼きそば」「たこ焼き」を抑えて「からあげ / フライドチキン」が5割超でTOPに。20代では「焼きそば」、30代以上では「たこ焼き」がTOPとなった。
10~30代では「からあげ / フライドチキン」が4割超の高い割合でランクインしている。10~20代には「フライドポテト」も人気で、10代では2位となっている。
「お好み焼き / モダン焼き / 広島焼」は30代以降で人気があり、3~4位にランクイン。屋台の食べ物としてはなじみ深いですが、10代・20代ではTOP5には入らなかった。
また、50~60代では「イカ焼き」、60代では「焼きトウモロコシ」が人気でTOP5入りしている。
「かき氷」は、年代が若いほど人気が高く、10代では5割弱で3位、20代では3割台で4位にランクインしている。
TOP5には入らなかったものの、10~20代では「かき氷」「チョコバナナ」「クレープ」「ベビーカステラ」などスイーツ系の割合が高い傾向がみられた。
また、10代では全体的にどの回答も割合が高く、好きなものが多いようだ。夏祭りなどの屋台に出向く機会も多いのかもしれない。
男女別にみると、男性は「焼きそば」「やきとり」「牛串焼き / 豚串焼き」などの肉系が人気のようだ。一方、女性の割合が高いのは「かき氷」「ベビーカステラ / 鈴カステラ」「クレープ」「フルーツ飴(りんご飴・いちご飴・あんず飴など)」といったスイーツ系だった。
2.かき氷は「お祭りなどの屋台」で食べる人がもっとも多い
屋台の好きな食べ物で全体6位となった「かき氷」は、天然氷やふわふわのかき氷など屋台だけにとどまらずブームが続いている。そこで、一年を通してふだん自宅以外で食べることはあるかを、テイクアウトは除いた場合で聞いてみた。
自宅以外でかき氷を食べる場所は「お祭りなどの屋台」がもっとも高くなった。2位以降は「カフェ / 甘味処」「売店」「かき氷専門店」が2割超で続く。
また、「自宅以外で、かき氷は食べない」という人は全体で2割台となり、各年代でも2~3割という結果になった。
年代別にみると、10~50代では「お祭りなどの屋台」がTOPに。前のトピックで「かき氷」が3位に入った10代で5割弱と高い割合になっている。特に10代女性では55%となり、30~40代女性も4割超と高めの割合だっ。
年代が上がるほど「お祭りなどの屋台」の割合は低くなり、60代では3位にとどまっている。60代のTOPは「カフェ / 甘味処」となった。
「カフェ / 甘味処」は、20代以降でも割合が高めで、男性と比べて女性のほうが高い割合だった。
「売店(公園、行楽地、レジャー施設など)」は、家族で遊びに行った場所や行楽地などで気軽に買って食べられることもあり、どの年代も2割弱~2割台後半とTOP5に入っている。
ふわふわの氷だったり、盛り付けがきれいだったりするこだわりのかき氷を提供する「かき氷専門店」は10~30代で人気があり、20代では2位にランクイン。男女別にみると、女性は10~30代で3割前後と高く、男性は30代で2割超と高めの割合だった。
出典:LINEリサーチ
「LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査」
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年6月3日~2022年6月6日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります