2022年3月期決算、過去最大の赤字に ー ソフトバンクグループ

2022年5月13日 11時57分更新


 ソフトバンクグループは12日、2022年3月期の決算を発表した。連結最終損益(国際会計基準)は前の年度の4兆9879億円の黒字から約6兆7000億円減少し、1兆7080億円の赤字となった。世界的な株安を受けて傘下のビジョン・ファンド(SVF)の運用成績が大幅に悪化した。


 孫正義社長は会見で「継続的な資金化」と「投資基準の厳格化」による守りを強調する一方で、NVIDIAへの売却が頓挫した子会社でイギリスの半導体開発会社「Arm」の成長による利益拡大に対する期待も滲ませた。

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